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SHIWAKUCHA feat.Awich【RADWIMPS】歌詞の意味を考察!創作活動の葛藤・苦悩を歌う

今回は、11月23日に発売されたRADWIMPSのニューアルバム『FOREVER DAZE』に収録されている新曲「SHIWAKUCHA feat.Awich」の歌詞を考察していきたいと思います。

女性ラッパー・Awich(エイウィッチ)さんとのフューチャリングソングとなるこの楽曲。

どんな仕上がりになっているのでしょうか?

アルバムの情報も合わせてみていきましょう!

アルバム『FOREVER DAZE』

「ANTI ANTI GENERATION」以来約3年ぶりとなるアルバム。

先行リリースされている「夏のせい」「鋼の羽根」「TWILIGHT」「うたかた歌」や新曲を含め14曲が収録されています。

また、「猫じゃらし」のフルオーケストラバージョン「犬じゃらし」、映画『天気の子』の主題歌として有名な「グランドエスケープ」のオリジナルバージョンも収録されています。

タイトルの『FOREVER DAZE』には、永遠の揺らめきという意味が込められており、一つの場所に留まらず常に新しいことに挑戦し続けるRADWIMPSの姿を表しています。

SHIWAKUCHA feat.Awich 歌詞考察

全人類の全空虚を 足したって負けやしないほど
Fucked up oh yes I’m so pissed off
嗚呼 涙も出ないや

沸き立つ情熱 吐き出す声 何回だって超えてきたんだ
くたばるまで あと何回絶望と抱きしめあうんだろう

結論からお話すると、この曲はミュージシャンが創作活動を続ける理由について歌っていると感じました。

登場人物は洋次郎さんの声で歌われる主人公と、Awichさんが歌う「私」の二人です。

野田洋次郎さんとAwichさん、おふたりとも音楽に携わっている中で、生み出すものの苦悩や挫折の経験など、通じ合うところがあったのではないでしょうか?

歌詞の冒頭では、創作活動で悩んでいる主人公の姿が歌われています。

全人類が持っている全空虚=空っぽで虚しい気持ちを合わせても、負けないほどの虚無感に襲われている主人公。

Fucked up」「I’m so pissed off」どちらも、うんざりだ、イライラするなどを表すスラングです。

どんなに考えても何もアイデアが出てこない時、アーティストは自分が空っぽになってしまったかのような虚無感に襲われるのではないでしょうか?

それでも、過去の苦しかったことを思い出しながら自分を奮い立たせる主人公は、「あと何回絶望と抱きしめあうんだろう」と考えます。

創作活動をするアーティストにしかわからない特別な感覚があるのかもしれませんね。

叫んだって 泣いたって わめいたって
「あの時」は帰ってきやしないんだって

そんだったら かったりい話はナシ
新しいページ 書きなぐりだすよ

ここで歌われている「あの時」とは、人気が絶頂だった頃のことを指していると思われます。

いくら叫んで泣きわめいても、全てが上手くいっていたあの時に戻ることは出来ません。

過去の栄光にすがることをやめ、新しいページにアイデアをなぐり書きします。

「なんで?」って何百回問いかけて
答えなんて 返ってきやしなくて

完成も到達も 安泰もない
俺だけの意志で 俺だけの Life を

創作活動とは、自分との対話です。

何百回自問自答を繰り返しても、答えは出てきません。

誰に頼ることも出来ず、ひたすら自分と向き合い続けて楽曲を生み出す主人公の苦悩が伝わってきますね。

完成も到達も安泰もない音楽の世界で、自分の意志で自分のやりたいように表現しようという決意が読み取れます。

Remember the day? 君が初めて
歌を聞いてくれた日、言ってくれたね
「その声、は特別だから胸はれ」
あの言葉が無きゃ今の私は無い

ここからAwichさんのパートで、主人公に褒められて音楽の世界に進んだ「私」が登場します。

初めて主人公に自分の歌を聞いてもらった時、主人公は「その声、は特別だから胸はれ」と褒めてくれました。

その時の思い出を胸にこれまで頑張ってきた「私」。

洋次郎さん、Awichさんにもそうしたきっかけがあるのかもしれません。

言っとくけど、私なんかよりも、君こそが Special one
涙しながらも必っ死に言葉はく君をみてきた
石ころからダイヤ作ることが仕事 in the darkness
どん底のやつにしか拾えない石がある yea

主人公は、「その声が特別だ」と褒めてくれましたが、「私」から見ると、あの時音楽の世界に導いてくれた主人公こそ特別な存在です。

涙しながらも必っ死に言葉はく君をみてきた」という歌詞から、主人公の悩んでいる姿を近くで見てきたのかもしれませんね。

日常にあふれる石ころみたいな出来事を拾い上げ、磨いてダイヤにするのがミュージシャンの仕事です。

平凡な日々を過ごす人よりも、真っ暗闇のどん底のでしか見ることの出来ない景色、拾えない石もあります。

「私」は、今、主人公が置かれているどん底の状況だからこそ作り出せる音楽があるのだと励まします。

だから Feel it now
痛みも恐怖も
ここでくたばれるわけねぇだろ
這い上がった物語を
人は神話と呼ぶだろう
悲劇にむしろありがとう
かかってこいや I’ll beat it all

どん底で味わっている痛み、恐怖を歌に昇華し、這い上がろうと主人公に呼びかける「私」。

どん底から這い上がった物語を人は神話と呼びます。

どん底にいる今こそ、這い上がって逆転するチャンスなんだ、この状況をもたらしてくれた悲劇にはむしろ感謝しようと主人公を励まします。

「私」からの励ましに感化された主人公は、再び歩み始めることを決意します。

かかってこいや I’ll beat it all」悩んでいるリスナーにも響く歌詞ですね。

俺たちだけに見えるあの光まで
たとえどんだけ 踏みつけられたとして

俺たちだけが魅せるその奇跡まで
終わるこたねぇ 命声 燃やすだけ

表現者にだけ見える特別な光。

光の下へたどり着くまでに、どれだけ挫折し、踏みつけられたとしても進み続けようと決めた主人公と「私」。

いつかそこにたどり着いて奇跡を魅せる日まで、命をかけた声=命声を燃やし続けます。

タイトル「SHIWAKUCHA」は、光にたどり着くまで何度もなぐり書きしては破り捨てたページの積み重ね、主人公の努力の結晶という意味が込められているように感じました。

さいごに

いかがでしたか?

表現する活動をしているものにしかわからない、葛藤、苦悩が描かれた素敵な楽曲でした。

RADWIMPS、Awichさんの今後の活動にも注目です!

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