さよならエレジー【菅田将暉】の歌詞を考察! 「エレジー」の本当の意味とは!?

今回は、若い女性から絶大な支持を集めている俳優兼、シンガーソングライターでもある菅田将暉さんの代表曲、さよならエレジーについて考察していきたいと思います。

ドラマ「トドメの接吻」の主題歌として話題に!

この曲は2018年1月から放送された、山崎賢人さん主演の連続テレビドラマ「トドメの接吻(キス)」の主題歌であり、リリースされると若者を中心にまたたく間に拡散され、カラオケの定番ソングとなりました。

作詞、作曲は菅田さんの友人でもあるシンガーソングライターの石崎ひゅーいさんが行い、歌詞はドラマの世界観に沿ったものになっています。

実は、菅田さん自身もこのドラマに出演しており、謎のホームレス、春海一徳という役で登場しています。

こんなにかっこいいホームレスがいるか!とツッコみたくなるところですが、そんな役も馴染んで演じきれるのが彼のすごいところですよね。

「さよならエレジー」とはどういう意味なのか

エレジーという言葉は聞き馴染みがありませんよね?

これは一体どんな意味なのでしょうか。

調べたところエレジーとは英語でelegyと書き、悲歌、哀歌という意味があることがわかりました。

さようなら、悲しい歌。

これだけでは一体どういう意味なのかがよくわかりませんね。

歌詞を見ていくとその意味もわかるかもしれません。

それでは早速歌詞の考察をしていきたいと思います。

さよならエレジー 歌詞考察

主人公の感じる孤独

僕は今 無口な空に 吐き出した 孤独という名の雲

A メロ冒頭であるこの歌詞からは、寂しそうな情景が浮かんできますね。

「僕は」というところから始まるので、この歌の主人公は男性なのでしょう。

「無口な空」というのは誰も頼れず社会的に孤立している自分を表しているのではないでしょうか。

自分も言葉を話すのではなく、孤独という名の雲を吐き出すことしかできないという、悲しい現実が浮かんできますね。

その雲が雨を降らせて 虹が出る どうせ掴めないのに

自分が吐き出した孤独という名の雲から虹が出るというのはどういうことでしょうか。

これは、孤独ながらも人との出会いはゼロではなく、誰かに頼りたいという心の奥底の願いを表しているのだと思います。

しかし、どうせ掴めないのに、という言葉で、そういった希望が儚く消えていく様子が浮かびますね。

この時点ではこの歌の主人公が誰からも必要とされていない、とても寂しい人だということがわかります。

続いて、Bメロです。

繰り返してほしい初めてのキスとは?

初めてのキスを 繰り返してほしくて

ようやくキスという言葉が出てきましたね。

この歌詞からは、男が何故寂しい思いをしているのかが少しわかるのではないでしょうか。

男には忘れられない女性がいるが、その女性はとはもう疎遠になってしまったのでしょう。

心が満たされたあのキスをもう一度してほしいという願いが読み取れますね。

ここからサビに入ります。

愛が僕に噛み付いて 離さないというけれど さみしさのカタチは変わらないみたいだ
舞い上がっていけ いつか夜の向こう側 うんざりするほど光れ君の歌

この歌詞における愛は、現在のものではなく、過去のものだと考えると、これまでの歌詞と辻褄が合いますよね。

初めてのキスを思い出す女性への愛は男に噛み付いていて、頭から離れません。

いつまでも忘れられずにても、寂しい気持ちは残り続けるままなのです。

夜の向こう側で光れ、というのはもう届かない、女性への思いが溢れている様子なのではないでしょうか。

過去の別れに傷つく主人公

やさしさが濁った日々の 憂鬱は満員電車みたいだ

優しさとは本来、とても心地よいものでありますが、この男から見ると、優しさは濁って見えます。

これは男がこれまで、たくさん騙されて人間不信になっているのかもしれません。

満員電車に乗っていると、周りの人は不快にしか感じられませんよね。

彼は優しさを心地よいものではなく、満員電車の人のように、不快なものとしてしか捉えられなくなっているのではないでしょうか。

冷めたぬくもりを むやみに放り投げた

ぬくもりとはこれまでに男が女性からもらった優しさでしょうか。

しかし、それはもう冷めてしまっているのです。過去の優しさにすがるのはもうやめだ。

という気持ちとともにそれを忘れようと苦悩する男の姿が浮かんできますね。

僕が愛を信じても きっといなくなるんだろ? それならいらない 哀しすぎるから
さようならさえも うまく言えなそうだから 手をふるかわりに 抱きしめてみたよ

この歌詞はこれまでのものよりも直接的に男の感情を表していますね。

いなくなってしまう愛ならいらない。と、これは過去の女性に対して言っているのではないでしょうか。

しかし、男はすでに愛を信じ、そして裏切られてしまったのです。

さようならも言えないということは男女の別れ際でしょうか。

言葉を発してしまうと終わりが明確になってしまうため、男は抱きしめることしかできなかったのでしょう、ほんの少しの希望を抱きながら。

主人公の願いとは?

流れ星を見た 流れ星を見た 願う僕の歌

ここでは流れ星に願いを唱える男を表現しています。

この願いとはまず間違いなく、忘れられない女性からの愛を求めるものでしょう。

ここで注目するべきは、一番の冒頭で空を覆っていた「孤独という名の雲」がもう晴れているということです。

孤独が去ったあとに流れるほんの少しの希望である流れ星。それにすがる男の一途さが伝わりますね。

そばにいるだけで本当幸せだったな そばにいるだけでただそれだけでさ

別れた後にその人の大切さがわかるというのはよくある話です。

男もその当たり前の幸せを失ってから気づいたのです。

愛が僕に噛み付いて 離さないというけれど さみしあのカタチは変わらないみたいだ
舞い上がっていけ いつか夜の向こう側 うんざりするほど光れ君の歌
もう傷つかない もう傷つけない 光れ君の歌

もう傷つかない、もう傷つけないそんなことを言っても、もうあの幸せな時間は戻ってきません。

それをわかってはいるものの、いつまでも女性のことを忘れることができない男。

この歌では最後まで男が幸せになる描写は描かれませんでした。

はたして、過去の女性のことを忘れられないこの男は幸せになることができるのでしょうか。

皆さんはどう思いますか?

さいごに

今回は菅田将暉さんの3rdシングルである「さよならエレジー」について考察していきました。

過去の恋愛を引きずる男の未練が感じられる歌でしたね。

最初の疑問であった「さようなら、悲しい歌」という意味も歌詞考察を通してその意味がわかったような気がしますね。

とても素晴らしい曲なので皆さんぜひ聞いてみてください!