今回は、人気バンド・クリープハイプの新曲「料理」の歌詞を考察していきたいと思います!
2021年3月7日に放送されたテレビ番組・情熱大陸で、レコーディング風景が放送され話題になっていた本楽曲。
2021年12月8日にリリースされるニューアルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』のリードトラックとして収録されています。
歌詞にはどんなメッセージが込められているのでしょうか?
アルバムの情報と合わせてみていきましょう!
ニューアルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』
クリープハイプにとって約3年3ヶ月ぶりとなるメジャー6thアルバム。
映画『ちょっと思い出しただけ』の主題歌「ナイトオンザプラネット」をはじめ、過去最多となる全15曲が収録されます。
アルバムジャケットは、前作『泣きたくなるほど嬉しい日々に』のジャケットや、ボーカル・尾崎世界観さんの小説『母影』の装丁を担当した寄藤文平さんが手掛けています。
料理 歌詞考察
尾崎世界観さんのコトバアソビが盛り込まれた本楽曲。
煮しめるとは、煮汁が残らないようにじっくり時間をかけて作ることを言います。
愛と平和をじっくり煮込んで作った料理を馬鹿にして笑う「浅ましい朝飯」。
これは、主人公自身を表しているのではないでしょうか?
本当の愛と平和など見つからないと馬鹿にして笑う、ちょっとひねくれた主人公の姿が浮かびました。
洗濯物のポケットから出てきた、ぐしゃぐしゃのレシートと張り付いたゴミ。
「二人の洗濯」は、「選択」とかけられていますね。
「何を買ったんだっけ」という歌詞は、「なんでこうなったんだろう」と、目的を忘れてしまった主人公を暗示しているように感じます。
流されるまま、ここまで来た二人。
「とりあえず何か作ろう」と料理を始めます。
尾崎さんワールド全開の歌詞ですね。
出来合いのものでも、焦げていても、君が作ってくれたものなら、何でも食べてやる。
主人公の君に対する愛情が読み取れます。
君がそばにいてくれたら、それだけで幸せな気持ちになる。
ご飯を食べたら眠くなって、二人で横になる幸せな風景が浮かんできます。
主人公は、君に問い詰められているようです。
駄々をこねると捏ねるをかけて作られたハンバーグ。
疑いのソース(情報源)と、ハンバーグのソースも意味がかけられていますね。
尾崎さんの作詞センスが爆発しています。
疑いの目を避け、冷めたらまずいとハンバーグに手をのばす主人公に、怒った君は「バレたらまずいの間違いじゃない」と釘を指します。
その一言で、鬱憤を込めて作られたハンバーグが「おぞましい塊」に見えたのでしょう。
君の尋問は続きます。
じっくり問い詰めて、主人公の隠し事を聞き出した君。
刺身のツマと、妻をかけ合わせ、自分の存在の大切さをアピールしています。
君がいないとだらしのない主人公の姿が浮かんできます。
箸と端がかかった歌詞。
箸を持つことで分かる「真ん中」とは、文字通りの真ん中と、二人の間の仲を指しているように感じました。
「なぜか腹が減る こんなに悲しいのに 二人の味付け 涙はしょっぱい」という歌詞は、アルバムの最後『こんなに悲しいのに腹がなる』と関係していそうですね。
どんなときでも、腹は減るのが人間です。
悲しいときも、君が居てくれれば、「それで腹が膨れる」、二人の絆や幸せそうな雰囲気が伝わってくる楽曲でした。
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さいごに
いかがでしたか?
アルバムのリリースが楽しみですね!
これからの活躍からも目が離せません!