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プラトー【サカナクション】歌詞の意味を考察!アーティストはどう適応したのか?

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今回は、サカナクションが12月3日にリリースする新曲「プラトー」の歌詞を考察していきます!

サカナクションの山口一郎さん自身が出演した目薬のCMソングとして書き下ろされた本楽曲。

CMはすでに放送されていて、話題になっています!

また、11月20日、21日にかけて開催されたオンラインライブ『SAKANAQUARIUM アダプト ONLINE』では、コロナ禍において、ミュージシャンとしてどのようにその状況に適応していったのか、適応していくのかを作品・活動として表現することがコンセプトとなる第1章「アダプト」を、総括するコンセプトアルバム『アダプト』から、新曲が多数披露されました。

その中でも、この「プラトー」は、アルバム『アダプト』の持つコンセプトを集約したとも言える楽曲で、「曖昧」な時代に表現者として作品を作る意味、意義を突き詰めながら制作されたそうです。

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プラトー 歌詞考察

0時以降の二人は
今日と明日を曖昧にしてる
冷蔵庫のノイズが
外の雨も曖昧にしてる
0 時以降の二人は
半分透明になってしまって
真夜中
眠れなくなった
冴えたり曇ったり
行ったり来たりして

この楽曲は、コロナ禍でアーティストがどのように適応していったのか、また、適応していくのかをコンセプトとして制作されたものです。

タイトル「プラトー」は、フランス語由来の言葉で、一時的に停滞している状態、水平になっている状態を意味しています。

曲の冒頭では、コロナ禍の人々の不安な気持ちが歌われています。

午前0時を過ぎたあと、今日と明日の真ん中で、どっちつかずの曖昧な状態になっている二人。

外の雨を打ち消す冷蔵庫のノイズが、自粛期間で、ずっと家にこもっていることを象徴していますね。

「半分透明になる」とは、どういうことでしょうか?

後の歌詞から考えると、夢の世界と現実の世界が曖昧になって、半分自分では無いような感覚を表しているように感じました。

この世から見えない半分透明で曖昧な存在になった主人公は、「冴えたり曇ったり」「行ったり来たりして」夢と現をさまよっている事がわかります。

眠れなくなったという歌詞から、夢の世界とは、眠った時に見る夢ではなく、自分の頭の中の世界という意味でしょう。

先の見えない未来に対する漠然とした不安が読み取れます。

この夜は
目を閉じて見た幻
いつか
君と話せたら
僕が今感じてる
この雰囲気を
いつか
言葉に変えるから

「この夜は目を閉じて見た幻」という歌詞には、コロナが早く終息し、以前のように活動したいという山口さんの想いが込められていますね。

いつか君と再び、この夜のことを笑って話せる日まで頑張ろうと呼びかけているように感じました。

ここでの「僕」とは、山口さん自身を指しているのでしょう。

今感じている雰囲気を、いつか言葉に変えて歌にして皆に届けるから、この大きな問題を皆で一生に乗り越えよう、と励ましているように感じました。

コロナの影響で、多くのライブやフェスが中止に追い込まれてしまいました。

そんな中でも、音楽の力を信じ、エンターテイメントを届けてくれるアーティストに、勇気づけられた人も多いのではないでしょうか?

コロナ禍で適応していったアーティストの姿が描かれているように感じました。

平行線の夜は
息を吸って吐いてるだけです
蛍光灯のノイズが
幸せさえも点滅させてる
平行線の夜は
一回二人を冷静にして
頭の中
掻き回す罠
垂れたり濁ったり
行ったり来たりして

タイトル「プラトー」の意味にもある「平行線」。

何も出来ず、ただ「息を吸って吐いてるだけ」の自分の無力さに打ちひしがれている様子が描かれています。

この曲の中でこの歌詞の部分だけ「です」とつけられているのには、自然の脅威に対する自分の無力さを戒めるための意味が込められているように感じました。

蛍光灯がチカチカ点滅するように、幸せも見え隠れする、コロナ禍の状況。

変化のない平行線の状況に置かれた二人は、どうしようもない不安に襲われます。

冷静な状況を作り出す平行線の夜は、まさに、現実を直視させ頭の中を掻き回す罠のようなものなのかもしれません。

自分の力の小ささを実感し、葛藤している主人公の様子が浮かんできます。

僕はまだ
多分まだ目を閉じてる
だから今
笑えるのか
この風が
悲しい言葉に聴こえても
いつか
それを変えるから

ラストのサビでは、コロナ禍に適応したアーティストの姿が描かれています。

「僕はまだ 多分まだ目を閉じてる」自分はまだ目を閉じて、幻の中で新しい音楽の表現について探し続けている。

コロナ禍という制限された世界の中でも音楽の力を信じ、ひたむきに努力している様子が伝わってきます。

そうした努力は、いつか実を結び「だから今笑えるのか」と思うときが必ず来ます。

オンラインライブや客席の制限など様々な形で、コロナに向き合ってきたアーティストが居たからこそ、音楽の力を感じることが出来るのですね。

音楽を信じ続けた山口さんは、今もまだ不安な状況にいる人々に向けて「いつか それを変えるから」と呼びかけます。

どんな状況でも、必ず自分がそれを変えてみせる。

聴いている人に勇気を与えてくれる素敵な楽曲ですね。

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さいごに

いかがでしたか?

コロナに限らず、挑戦し続けることの大切さを伝えてくれる楽曲でした。

コンセプトアルバム『アダプト』は、2022年3月30日にリリースされます。

アルバムのリリースが楽しみです!

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