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ピースサイン【米津玄師】歌詞の意味を考察!実体験に基づいた歌詞に隠された想いとは?

今回は、米津玄師さんの「ピースサイン」の歌詞を考察していきます!

アニメ「僕のヒーローアカデミア」主題歌として書き下ろし!

2017年6月に発売された「ピースサイン」は、TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』の主題歌として書き下ろされた米津玄師の楽曲です。

『僕のヒーローアカデミア』とは?

『僕のヒーローアカデミア』は週刊少年ジャンプにて2014年32号より連載をスタートした、堀越耕平の漫画作品です。

「個性」と呼ばれる特殊能力が存在する世界で、その能力を使い人を助ける“ヒーロー”が脚光を浴びていました。

そんな“ヒーロー”に憧れた「無個性」の主人公がNo.1ヒーローと出会い、最高のヒーローになるまでを描いた、全世界累計発行部数5000万部の人気作品です。

“ヒロアカ”原作の読者でもあるという米津玄師が、作品と自分との共通点を探しているときに浮かんだという歌詞にはどのような意味が込められているのか。

そこには米津玄師が実体験を基に伝えたい想いが隠されていました。

早速考察していきましょう!

ピースサイン 歌詞考察!

タイトルの意味は?

米津玄師はピースサインを作っているときに「ピースサインを掲げている少年の後ろ姿」をイメージしたと語っています。

ピースサインは日本では写真を撮るときによくとるポーズですが、本来は勝利のアピールを行うサインで、勝利の喜びを表現するポーズになります。

主人公が気弱な自分に打ち勝ち、いつか最高のヒーローになることを願って「ピースサイン」というタイトルをつけたものと考えられます。

ちなみに、米津さん自身も過去に漫画家を目指していたことがあるそうです

ヒーローを夢見る少年

この歌いだしの歌詞には、漫画家を目指していた自分の実体験に基づいて、 “ここではない、どこか遠くへ行きたい”という憧れの気持ちを、ヒロアカの主人公の気持ちと照らし合わせて綴っているのではないでしょうか。

ヒロアカの主人公は気弱ないじめられっ子で、周囲からバカにされ続けて生きてきました。

この4行はそんな悔しい思いをしてきた少年の心情を表現したものと思われます。

思うようにいかなくて思い悩むことが誰にだってあると思います。

この歌詞が聴く人の共感を呼び、日々もがきながら生きている現代人の心に訴えかけているのです。

「運命」とは残酷なものです。人は生まれながらに生きる道がある程度決まってしまっています

部活や勉強、または容姿において、どれだけ努力しても、生まれながらのポテンシャルが高い人に勝てなかったという経験がある人は多いのではないでしょうか

努力しても越えられない壁が目の前に立ちはだかった時、自分の運命を呪ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、それを恐れて行動しない人はどんどん周りと差をつけられてしまいます

壁が立ちはだかってくるその時まで、一生懸命に息をして努力するべきなのではないでしょうか

過去の自分との決別

楽曲の冒頭で“どこか遠くへ行きたい”と思っていた気持ちをもう一度思い起こさせ、自分自身を鼓舞するようなフレーズです。

気弱ないじめられっ子でいつも泣いていた過去の自分と決別し、もう二度と泣かずに笑って生きるヒーローになることを誓っています。

つまりここで出てくる「君」とは「過去の自分」のことを指しているのではないかと推察されます。

人生は常に自分で決めるものです。

自分が選んできた道の先に今の自分があるのです。

うまくいかない日々を変えようともせず、ダラダラと毎日を過ごし続けるのも自分次第。

夢を叶えるために新たな自分に生まれ変わろうと努力するのも自分次第。

その気にさえなれば誰にだって人生を変えるチャンスを作り出し、新たなストーリーを描き出すことができるのです。

「男は女を守るものだ」古風な考えかもしれませんが、この言葉の根底には、強いものが弱いものを守るという力関係があるでしょう

自分が守れる人はだれなのか。自分より強い人は守ることができないのか

決してそんなことはないと思います。守りたいという気持ちが芽生えるほどに大切な人がいることは幸せなことでしょう

そこに力の優劣は関係ないのです

「独りで生きていく」言うのは簡単ですが、実際にそうするのはとても難しいです

主人公は自分の無力さを自覚していますが、だからこそ、悔しい思いもたくさんしています

もう誰にも守られない、強い男になりたいという感情が読み取れますね

悩んで、考えて、頭の中はグシャグシャになってしまっています

思考や記憶は頭の中でグツグツと煮えたぎり、本当に言いたいことは腹の奥で暴れまわっています

自分を抑圧して生活しているといつかは抑えていたものが爆発してしまいます

決意のその先に

変わると決意したとしても、すべてが思うようにうまくいくほど人生は甘くありません。

決意したその日から様々な壁や困難が立ちはだかるのが世の常です。

だからこそ自分を変えるためにはそれなりの覚悟が必要なのです。

大きな夢を抱くほど夢の実現には努力が必要ですし、痛みも伴います。

そんな修行のような日々に立ち向かううちに、目指すべき道を見失いかけてしまうことだってあるかもしれません。

過去の自分を振り返り、あの日に目指した理想の姿を思い描いたとき、忘れかけた夢をもう一度取り戻し、また一歩ずつ歩みを進めていくのです。

みんなと同じような、敷かれたレールを進むだけの平坦な人生には大きな困難や挫折はありませんが、大きな達成感や成功を掴むこともできません。

そんな人生の未来を変えることができるのはたった一人、自分だけなのです。

羽陽曲折、困難を乗り越えた先に、理想の自分が必ず待っています。

そうしてアーティストとして大成するという夢を手にした人物こそが当の本人、米津玄師であり、彼自身の実体験をもとに夢に向かって努力することの喜びを、この曲の歌詞に込めたのだと考察しました。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

みなさんには将来の夢はありますか?

またその夢を胸を張って堂々と宣言できますか?

きっと夢を忘れてしまった人や、抱いている夢を恥ずかしくて誰にも言えないという人がほとんどではないでしょうか。

子どものころは誰もが夢を持っていたし、その夢が叶うものだと信じて疑いませんでした。

しかし大人になるにつれて現実に直面し、夢をあきらめてしまうものです。

夢への挑戦は今からでも遅くはありません。

いつだって未来は変えることができるのです。

ピースサインには夢に向かって立ち向かう人へのエールが込められています。

この曲を聴いてあの頃の夢をもう一度呼び覚ましてみては。