今回は人気シンガーソングライター・優里さんが9月19日にリリースした新曲「夏音(なつね)」の歌詞を考察していきたいと思います。
自身のヒット曲「ドライフラワー」「かくれんぼ」の歌世界を映像化したHuluの独占配信ドラマ「ドライフラワー-七月の部屋-」第一話のエンディングのために書き下ろした作品となっています。
ドラマの紹介も合わせて見ていきましょう。
ドライフラワー-七月の部屋-
全3話からなるこのドラマは、優里さんの「ドライフラワー」「かくれんぼ」の歌世界と、その2曲にいたるまでのストーリーを映像化した作品です。
大学時代から付き合っている薫(坂東龍汰)とゆりか(北香那)が、7月のある日マンションに引っ越してきたところからスタートし、2話目・3話目では、それから三年後の二人をそれぞれの目線から描きます。
曲を知っている人はわかりますが、切ないラブストーリーですね。
優里さんはこのドラマに関して次のようにコメントしています。
ドラマも楽しみですね!
夏音 歌詞考察
ドラマの2話目では「かくれんぼ」、3話目では「ドライフラワー」の世界が表現されています。
今回の「夏音」は、1話目で明かされる二人が同棲を始めた直後の幸せな時間を男性目線で描いています。
引っ越し作業が終わり、幸せな新生活の門出を祝福するかのように打ち上げられた花火。
二人の明るい未来を暗示しているような夏の音ですね。
二人暮らしをすることで見えてくるお互いの新たな一面。
相手のいろいろなことを知るたびに嬉しくなります。
同棲を始めたてのワクワクした幸せな気持ちが伝わってきますね。
ダンボールの中には自由の女神が描かれたタンブラーがあるのでしょうか?
引っ越しの片づけを手伝わない主人公は、くすぐったり背中を寄せたりして、文句を言いながら片付けてくれている君にちょっかいをかけます。
「かくれんぼ」でも見えた、主人公の子供っぽさが現れていますね。
ただ君がいてくれるだけで他に何もいらないと、主人公の君に対する思いの強さが歌われています。
同棲をしていく中で、君がどんなことで笑い、どんなことで怒るのか、その一つ一つを覚えていこうとする主人公。
君との幸せな未来が想像できます。
彼女の誕生日プレゼントに用意された色とりどりの花束。
そのサプライズは彼女にバレていて、らしいねと言われます。
これは彼女目線の曲「ドライフラワー」に繋がっていきますね。
〜声も顔も不器用なとこも〜
〜赤黄藍色が胸の奥〜
サプライズがバレてしまう不器用な一面。
誕生日にもらった色とりどりの花を彼女はずっと胸の奥にしまっていたのですね。
花束が色褪せるのはまだ先のお話です。
花火という夏の音に、心の音がかき消されないように抱き合う二人。
夜空に浮かぶ花火をバックに、そっとキスをします。
君の夢何度も僕は見るたびに
またかよって言葉をこぼして一人泣きまた夢の中に
「かくれんぼ」で何度も見る夢はこのシーンのことなのかもしれません。
君との間を駆け抜けてゆく夏を感じながら、ずっとそばにいたいと願う主人公。
冒頭の「夏が終わる音がする」から最後の「二人のこの部屋で始まってく」
始まりと終わりが繰り返すような素敵なラブソングです。
希望に満ちた同棲のスタートが描かれていましたね。
二人の未来を知ってしまっている私達にとっては少し切なく響く曲かもしれません。
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さいごに
いかがでしたか?
別れた後の男性目線、女性目線、同棲を始めてすぐの幸せな日々が描かれた楽曲が出揃いましたが、それぞれの楽曲が繋がっていて、まるでひとつのドラマを見ている様な感覚になります。
Huluで配信されるドラマも見逃せません!
僕の大切な曲『かくれんぼ』と『ドライフラワー』からドラマができる事が本当に嬉しいです。
出演者の皆さん、監督、スタッフの皆さんとお話した時、すごく曲を聴いてくださっていて大変嬉しく思いました。
「ドライフラワー -七月の部屋-」は、『かくれんぼ』とそのアフターストーリーである『ドライフラワー』のひとつなぎになっている世界と、この2曲に至る物語がクロスストーリーになっているすごく素敵なドラマなので、皆さんに楽しんでいただけたら
嬉しいです!皆さん、Huluで一緒に観ましょう!