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味方【My Hair is Bad】歌詞の意味を考察!幸せしかない二人の世界を紐解く!

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今回は2020年12月23日にリリースされた配信シングル「love」の一曲目に収録されている「味方」の歌詞考察をしていきます。

「味方」は、ヴォーカル・ギターの椎木知仁さんが作詞作曲を手掛けました。

では早速歌詞の考察を始めていきましょう!

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味方 歌詞考察

身近なヒーロー

本当のヒーローは意外と近くにいるんだ
きっとこれからも僕は正義にも悪にもなれないけど
誰よりも君の味方だ

この歌詞の中の登場人物は「僕」と「君」の二人です。

そしてタイトルの「味方」という言葉が何度も出てきます。

先ず、冒頭では「ヒーロー」という言葉が提示されています。「ヒーロー」=「味方」=「僕」ということの様です。

「僕」の立ち位置は極端な「悪」と「正義」のどちら「にもなれない」のですが、「君」の身近な一番の「味方」だと明言しています。

「ヒーロー」と聞くと勧善懲悪モノの映画作品などを思い出します。正義と悪にきっちりと分れており解りやすいシンプルな構図であることが多いかと思います。

しかし、「僕」はそんな映画に出てくるような門切り型の「ヒーロー」ではないようですね。

たった一秒でも 長く笑えるように
ありふれた日々の 味方でいられたなら
なにも必要ない 瞬きの後に君がただ
そばにいれば それでいい

「僕」の思い描く「君」にとっての「味方」とは、「ありふれた」日常生活の延長線上にさりげなく存在する人物のようです。

また「君がただ」「そばにいれば それでいい」という慎ましやかな願いを内に秘めています。

いわゆる一般的な「ヒーロー」像とは全く別物の、普段の生活で「君」が笑顔で幸せでいられる様に気遣いをしてあげられる「味方」、というのが「僕」のなりたい人物なのです。

思い合い守り合う二人

僕の為だと世話焼きを
肌に気を 朝は早起きを
やたらに「身体に悪いよ」と取り上げたり
「もう君が敵か味方かわからない」と
不満げな僕に満足げだ

ここでは日常の「君」と「僕」が描かれています。

「君」は「僕の為」に一生懸命身の回りの世話をし、気遣いをしています。

「僕」の「肌」を気遣い、恐らく家事などの為に早起きをしたり、「君」は「僕」にかなり献身的に尽くしている様が見て取れます。

ここでは日常を淡々と描いている歌詞となっていますが、二行目の「気を」と「早起きを」という韻を踏んだ言葉の配置や、最後の行の「不満げ」と「満足げ」という反対語を配置するセンスは絶妙と言えます。

たった一瞬でも 心に触れられたら
逆に僕も守られてると知れたら
言葉は必要ない 誰になんと言われようとも
そばにいた日々が真実だ

「君」と「僕」の二人はお互いにお互いを気遣いあっていて、傍から見てとても幸せそうな理想的な関係性を結んでいる様に感じます。

「ヒーロー」や「味方」という言葉は繰り返されていますが、「僕」が「君」を守るだけでなく、逆に「君」も「僕」を守ってくれていると感じているようです。

そんな互いを思いやり気遣いあっている二人を、他者から邪魔されることはさせない、という様な「僕」の強い気持ちと絆のようなものが垣間見れる箇所です。

幸せで強い二人

何度も観た映画も お気に入りの漫画も
また同じシーンで 泣いてしまうけど
もしも二人の話がさ
映画や漫画になってもさ
もう誰も泣かない話にしよう

ここでは「君」と「僕」が気が合うところや仲の良さが描かれています。

映画や漫画も趣味が同じで「泣いてしまう」ツボまで同じの二人。

そんな二人が映画や漫画の登場人物として描かれたとしても、波乱万丈な登場人物たちが傷ついたり悲しい目に遭ったりはしない、ハッピーな内容にしたい、と「僕」は語ります。

二人が主人公ですから、ストーリ―の中でも幸せな方が良いに決まっています。

例えそれがフィクションだとしても、誰も不幸にならないで欲しいと「僕」は思うのです。

それだけ、これからもずっとこのまま幸せな状態が続いて欲しいと願っているのでしょう。

弱さを見せ合える人がいること
それが二人の強さだ

ここでは二人の関係性が更にわかります。

二人はお互いに「弱さを見せ合える」仲の様です。お互いの弱さを隠さず、認め合い、許しあう事は二人の強みになると断言しています。

お互いの色々な面を知り、全てを受け入れるという事は中々難しいことです。

また弱さを見せることは決してダメなことではない、とポジティブに捉えているのがわかります。

そんな強い二人にはこの先何が起こっても大丈夫な気がしますね。

味方でありたいから

たった一秒でも 長く歳をとって
春からまた春になるまでを 繰り返して
今日はどうだったとか 明日はあれをしてみようとか
それだけでいい

ここでは「僕」が、二人の未来に思いを馳せています。

二人で長生きして、一年一年を共に過ごして、日常のささやかなことについて話をするという事だけで充分だと語っています。

あれこれと欲張らず、二人仲良く日々の幸せを噛みしめるように生きていければ良いのです。

「僕」は本当に「君」との日々の生活を大切にし、二人はお互いに愛し合っているのだということがしみじみと伝わってくる部分です。

「最後は必ず正義が勝つ」って言うけど
そんなの信じたりしたくないのは
だって 僕は もう
悪になろうと 君の味方でいたいから
君が笑えば なにもいらない
君がいれば 僕は負けない

la la la .....

ここで「僕」は「最後」には「正義が勝つ」という言葉を信じたくないと言っています。

「僕」は「君の味方」でいるために、「悪」にでもなれるという気持ちでいます。

そして、「君」を守るためならば、悪者にでもなれるし、「君」の笑顔さえあれば「なにもいらない」し、またそんな「君」が側にいたら「負けない」と語ります。

歌詞の冒頭では「正義にも悪にもなれない」と弱さのようなものが見受けられましたが、ラストではきっぱりと「悪」にもなれるし「負けない」と前向きな気持ちが感じられます。

それだけ「僕」にとって「君」は何にも代えがたい、大切な存在であることがよくわかりますね。

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さいごに

本楽曲「味方」の最初の印象は幸せしかない、といった男女のストーリーといった感じでしたが、ラストに向かうにつれパワフルさが加わり印象も更にポジティブなものに変化していきました。

ただただ幸福な男女のストーリーだけではなく、二人の絆や関係性の強さも垣間見られ、癒されるだけでなく、強く前向きになれる様な歌詞となっています。

「味方」はMVとも相まって、主人公の「僕」と「君」を通して、ささやかでシンプルな幸福に浸ることのできる楽曲です。

本楽曲を手掛けたMy Hair is Badの今後の曲にも是非注目したいですね!

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