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Laughter【Official髭男dism】歌詞の意味を考察!夢に向かって進む人への応援歌

この記事ではOfficial髭男dismの「Laughter」の歌詞を考察していきます!

この楽曲は映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』に起用されました。

作詞したボーカルの藤原聡さんは、自身の上京前をテーマに「Laughter」を書いたとのこと。

「音楽で生活をしていく」という不安を描いたようにも捉えられますが、これから夢に向かっていく不安を背負う人々への応援賛歌にもなっており、聴く者を奮い立たせる楽曲です。

筆者の独自の観点から解釈していきます!

created by Rinker

Laughter

周りが止めても諦められない夢を追う

鏡の中を覗いても 羽根ひとつも見つからないけど
空を待ち焦がれた 鳥の急かすような囀りが聞こえる
鉄格子みたいな街を抜け出す事に決めたよ 今
それを引き留める言葉も 気持ちだけ受け取るよ どうも有難う

夢に向かう前の不安がひしひしと伝わってくる冒頭の歌詞。

自分を「鳥」に例え、飛び立とうとしている前の怖さが表現されています。

鳥が飛ぶには「羽根」が必ず必要なように、人が夢に向かって旅立つ際には「武器」や「個性」などが必要になるでしょう。

しかしここでは「羽根ひとつもない」と書かれているために、いわば何も持たずに夢を追いかける人間の無防備さと不安が垣間見れます。

でも、夢を追うのは自由

どれだけ周囲が止めようとも、それに向かって突き進む力強さに、夢追い人は共感できるのではないでしょうか?

何を得るために何かを失う覚悟

失うものや 諦めるものは 確かにどれも輝いて見えるけど
秤にかけた 自分で選んだ 悔やむ権利も捨て去ってた

夢を叶えるためには、上京したり、家族や友人と離れたり、経済的に不安定になったりする可能性も多いに孕んでいます。

きっとボーカルの藤原聡さんも、音楽の夢を追いかけるにあたり、そのような不安もあったのではないかと予想できます。

夢を見なかった方が安定を得られたかもしれません。

しかし、何かしらの不安や苦しみを背負ってでも叶えたい夢を選ぶには、それ相当の覚悟が必要になります。

「やっぱり夢なんか見なけりゃ良かった」と悔やむ感情さえも、捨て去る。

多くの「豊かさ」「安定」を捨て、自分自身すらも敵にまわすがごとく選んだ道を進む

そんな強烈な覚悟の感じられる二節です。

翼は動きますか?本当に飛べますか?
YesもNoも言わずに真っ直ぐに空を見てた
鳥の名前はラフター ケージを壊した
YesでもNoでもなくて 飛びたいとはしゃいでる声だけで
膝を抱えた昨日までの自分を 乗り越えたラフター 今日も歌い続けた
自分自身に勝利を告げるための歌

「翼は動きますか?本当に飛べますか?」

「飛ぶ鳥=これから夢を追う人」にとっての強い不安の伴った不安による自問自答

未来が保証されているわけではなく、もしかしたら大きく失敗してしまうかもしれないという恐怖も付きまとう覚悟の問いです。

これに対して「YesもNoも言わず」に、ただひたすらに夢を追う恍惚と崇高なるやる気もサビで強調されているように思えます。

ここで気になるのがタイトルにもなっている「ラフター」という鳥の名前

「ラフター」とは「笑い声」という意味ですが、藤原聡さんはラジオ内で「みんなが心の底から笑えることを、人生の真ん中に持ってこれるように生きてってほしいなってすごく思ったわけ」と話していました。

「泣くこともあるけれど、笑顔の方が表情に現れるように聴く者を応援する」という意味が、「Laughter」には込められているんですね。

そして、自分自身に勝利を告げられるように、大きな誓いがここに描かれています。

「本当の正しさ」と「自分にとっての正しさ」

本当の正しさってものを 風の強さに問い詰められて
行くべき道を逸れて 他の鳥の航路へ迷い込むこともある
乱気流の中でさざめく 光の粒を探して ほら
たとえ紛い物だったとしても 自分にとっての正しさを
創造してみるよ 大事にするよ

人格者ではなく 成功者でもなく いつでも今を誇れる人で在りたい
そんな希望抱き 未来図を描き 手放さず生きていたいだけ

ここでいう「本当の正しさ」とはなんでしょうか?

音楽の道を目指した藤原聡さんの目線からしたら、音楽以外の「安定した人生」のことなのでしょうか?

世間一般に「普通」とされるような選択肢を選ばなかった人生を歩む時のぐらぐらとした不安を感じさせる歌詞です。

周囲の「それでいいの?」「大丈夫なの?」といったむやみな心配の声に、「やっぱりやめたほうがいいのか」と迷うこともありますよね。

でも、ここで重要視されているのは、「自分にとっての正しさ」

あなたが「幸せ」「楽しい」「嬉しい」と思うことは何でしょうか?

そしてそれに対して忠実に進んでいるでしょうか?

人生の懸かった大きな問いかけが投じられています。

現実は見えますか? 保証は出来ますか?
YesもNoも言えずに答えに詰まっていた過去を
背に乗せたラフター 予想を覆した
ゴールや距離ではなくて 絶えず響いてた声こそが
孤独な夜にサーチライトにしてた あの光だった 今やっと気付いた

「現実は見えますか?保証はできますか?」―まさに、夢を追う人が最も心配することだと思います。

大きな夢であればあるほど、それが成功しなかった時の苦しさは大きいものでしょう。

しかしここでは、「答えに詰まっていた過去を」という歌詞から、一つ前のサビから時系列が進んでいるのが分かります。

夢が少し叶い始め、少し今までのことを振り返っている場所にいるようです。

夢を叶えた事実そのものではなく、不安の中、努力をしてきたそのプロセス自体に価値を見出しているように思えます。

確かに「夢がかなった瞬間」よりも、「叶うまでの過程」がこれからの自分を励ます糧と自信になります。

振り返って初めて、「何も間違っていなかった」ということがわかるのかもしれません。

自分自身を乗り越えた先に見える景色

前例のない大雨に 傘も意味を為さない それでも胸は熱くなって
海鳴りよりも強く 稲妻よりも速く 羽ばたいて前途を目指して

人生には思いもよらない出来事が生じます。

しかし、この部分の歌詞には逆境を越えていく強さがみなぎっています。

それ以上に、逆境さえも味方につけて命が高鳴っていく様子がうかがえます。

確かに、大きくて難しい夢を叶えようとするときほど、美しい逆境はないかもしれません。

ただひたすらに前進していく喜びを感じられます。

翼は動きますか?本当に飛べますか?
YesもNoも言わずに真っ直ぐに空を見てた
鳥の名前はラフター ケージを壊した
YesでもNoでもなくて 飛びたいとはしゃいでる声だけで
膝を抱えた昨日までの自分を 乗り越えたラフター 今日も歌い続けた
自分自身に勝利を告げるための歌

最後のサビです。

「真っ直ぐに空を見てた」という言葉が印象的です。

ここではもはや「迷い」「躊躇」などの気持ちはありません。

「夢を抱いていた途中の自分」と「夢を叶えた自分」、その一致が見えるような歌詞です。

「ケージを壊した」という言葉からも、自ら生まれ変わっていくしなやかな強さがあります。

何かを成し遂げるのには、「他人の力」も必要です。

でも最終的にそれを実らせるのは「自分」しかいません。

そんな自分への勝利を宣言する、たおやかでありつつも屈強な力に満ちたエンディングで、また明日からも頑張れそうと思える楽曲です。

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おわりに

今までずっと「Laughter」を「夢追い人」に重ねて読み込んできた筆者でしたが、この楽曲は、多様な苦しみを抱える人にも大きな光をもたらす楽曲だとも感じました。

「人と違う自分」や「辛い過去を乗り越えたい自分」。

この世には、一言では語り得ない多様なバックグラウンドが存在します。

誰にも言えないような苦しみを抱えている人も「自分だけの正しさ」を見つけ、笑い声をあげられるようにしてくれる楽曲、「Laughter」。

自信が底をついた時、「Laughter」は必ず味方になって寄り添ってくれる楽曲です。

ぜひ、一度聴いてみてください!

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