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暗く黒く【ずっと真夜中でいいのに。】歌詞の意味を考察!三角関係の恋愛の歌? 

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ずとまよの愛称で知られる「ずっと真夜中でいいのに。」。

映画『さんかく窓の外側は夜』で初の映画主題歌「暗く黒く」を発表しました。

2ndフルアルバム『ぐされ』にも収録されたこの曲。バラードのような曲調が一気に加速するトリッキーな曲です。

歌詞の意味もずとまよのACAねの独特の世界観が抽象的です。本日はその歌詞の意味を私的に読み解いていきます!

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暗く黒く 歌詞考察。

塗りつぶされているものは何か?

この曲は映画主題歌でありながら抽象的で意味を掴むことが難しい曲。まずこの曲のタイトルである「暗く黒く」とは何か? そこから歌詞の中身を読みといていきます。

全然取れやしない
やつが暗く黒く 塗り潰したとしても
決して奪われない
インスタントな存在でも
見えなくても 此処にある

サビの歌詞であるこの部分。主人公の何かが”やつ”に暗く黒く塗り潰されていることがわかります。この暗く黒く塗り潰されてしまっている部分があるから、元々、どのようなものだったのかわかりません。まるでこの曲の歌詞のように謎です。

でもその暗く黒く塗り潰された部分は、主人公にとって全然取れないものです。

そしてそれは誰に奪うこともできないものであり、見えなくても此処にあるものです。

少し汚れているし、インスタントなんだけれど、大切なもののようです。

それが孤独の中で、誰かを想う気持ちなんだと筆者は考えます。

孤独が生み出すもの

触れたくて 震えてく声が
勘違いしては 自分になっていく
成りたくて 鳴らせないが息絶えても
確かめるまで 終わらせないで

真夜中に、人は誰かを求めます。孤独ではいられない。だから誰かに触れたくて震えていく声が、本能だからだとわかっているけれど、自分の気持ちなんだと勘違いしていきます。

孤独が相手を求めさせていくのだとわたしにはわかっています。

そして電話なんかで相手に連絡をすることはできないけれど、相手を求める気持ちが本当かどうか、確かめるまでこの恋を終わりにしたくないのです。

ただ黙っていた
想ってるほど 堪えられた
冷え切った視界で 今日を燃やしてく

自分の思いを伝えることはできません。

相手を想っているほど、自分ひとりでいることに堪えられます。

この冷え切った視界というのが、ひとりぼっちの孤独をあらわしているのか、冷え切った家庭をあらわしているのかはわかりません。でもそんな中で今日も誰かを想っています

未読にした 美学でよかった
だいじょばないって言えた程
些細な痛み 割り切ったけど
君に出会って 赦されてく

LINEなどで連絡があっても、未読にすることがあります。

それは相手からの連絡をずっと待っているなんて相手に思われたくないからでしょう。

そして自分が大丈夫ではないと言うことも、なかなか言えない。それぐらい素直に自分の気持ちを表現することができないのでしょう。

こんな自分の痛みは些細な痛みだと思うこともあります。

でもそういう相手への思いは、君に出会ってようやく赦されます。

これでこの歌の登場人物は、”やつ”と”きみ”とわたしの三人だとわかります。

煩悩と本能の違いとは

守ってたいなんて 一切合切 自我の煩悩で
控えめになって 心をポイ捨てしても
きっと違うけど
学んでしまった 気づいてしまった
備えられた孤独が こんなに尊いならば
疑う必要はない 信じてる必要もない
連鎖よ続け

恋愛の中で大切な、相手を守りたいという気持ちは、この歌では自我の煩悩です。

でも一方で、心をポイ捨てするような恋愛関係も違うと歌われています。

そして元々、人間にある孤独を感じる時に誰かを求める気持ちが、本能だと主人公にはわかっています。でもその元々人間にそなわっているものが尊いと主人公は気づいています。

そしてそれが人間というものであるならば、疑ったり信じたりという気持ちは必要のないものであると考えています。

そして相手を求める気持ちによって生まれる営みによって、生命の連鎖が続いていくことを肯定しています。

在り来たりな儀式も お上手に
切磋琢磨に踊れ 秒読み
トライアングルな縁に浸っても
何処に居ても場所 疑うけど
鍛えられた細胞 崩してよ
この人生が有ること 許してよ
今まで見てきたもの 全部背負って
生きてく怪我させて

在り来たりな儀式とは、様々な日常のイベントのことでしょうか?

冠婚葬祭、さまざまな儀式があります。そういう人生のイベントをうまく乗りこなし生きているのかもしれません。そして、”やつ”と”きみ”と”わたし”のトライアングルな恋愛模様が人生にはあります。

“やつ”とはひょっとすると人生の中でわたしを傷つけた相手なのかもしれません。

でもわたしを大切にしてくれる”君”を求める気持ちはずっと主人公の中にあります。

そしてそれすら三角関係の中で汚れていてインスタントなものかもしれないとわたしは思っています。

そんな人生でも、怪我をしても、勇敢に人生を生きていきたい。

そういう生命賛歌の部分が歌詞から感じられます。

塗りつぶされていたのは実は、、、

叶っていたいも 勝っていたいも
時間の翻弄で
目指してた果てに 行き着いた先
満たす孤独も あるのかな
止まってしまって わかりすぎたって
選び変える勇気が こんなに尊いならば
疑う必要はない 騙し合う必要もない
連鎖よ続け

夢が叶っていてほしいとか、人生で誰かに勝っていたいとかいう気持ちも、長い時間の中ではどう移り変わっていくかわからないものです。

でも目指していた果てに行き着いた先には、真夜中にひとり誰かを想う孤独ばかりではなく、心が満たされた孤独もあるのだろうか? とわたしは問うています。

そして”やつ”から私を大切にしてくれる”君”に想う相手を選び変える勇気も尊いと考えています。

そして生きていくことを肯定しています。

“やつ”に暗く、黒く塗り潰されていたのは、わたしの想い

ひょっとすると過去に愛するがゆえに傷つけられていた相手がいたのかもしれません。

でも私を本当に大切にしてくれる”君”という相手があらわれた。

長い人生の中では、想い人は変わっていくのかもしれませんね。

そういう人生のトライアングルがみえる歌だと筆者は思いました。

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さいごに

ずっと真夜中でいいのに。のACAねが歌う歌には、真夜中に誰かを想う気持ちがこめられています。

でもその誰かとは、ひょっとすると変わってしまうこともあるのかもしれません。

筆者にはこの歌のわたしが、わたしを愛してくれない”やつ”への想いから、私を大切にしてくれる””を想う気持ちへと変わっていく人生がみえました。

あなたにはどうみえますか?

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