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カナリヤ【米津玄師】歌詞の意味を考察!曲に込められた想いとは?

「カナリヤ」は2020年にリリースされた米津玄師の5枚目のアルバムである「STRAY SHEEP(ストレイシープ)」にラストを飾る曲として収録されています。

アルバムのリリース後にYoutubeでMVが公開され、2200万回近くも再生されています。

このMVを是枝裕和監督が手がけたことでも話題となりました。

コロナ禍である2020年だからこそ生まれた一曲となっており、米津玄師さんは苦しむ人たちに対して「この世に生きていても大丈夫だよ」というメッセージを込めた音楽を作るために「カナリヤ」を作り始めたそうです。

また、変わっていくことを肯定したいという米津玄師さんの想いが深く込められた楽曲となっています。

コロナ禍で先が見えない不安に私たちは戸惑いだらけの日々ですが、そのような人々の救いとなる一曲。

今回は「カナリヤ」の歌詞の考察をしていきたいと思います。

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カナリヤ 歌詞考察

タイトル「カナリヤ」とは?

カナリヤは、「アトリ科に分類される小鳥、及びそれを原種として品種改良された愛玩鳥フィンチの一種」と定義されています。

また、弱いものや弱者の象徴とされることもあります。

苦しむ人に対する米津玄師さんの想いがカナリヤというタイトルにも隠されているのではないでしょうか。

変わってしまった日々、失って気づく幸せだった日常。

ありふれた毎日が 懐かしくなるほど
くすぶり沈む夜に揺れる
花を見つめていた
人いきれの中を あなたと歩いたこと
振り向きざまに笑う顔を
何故か思い出した

「ありふれた毎日が懐かしくなるほど」という歌詞で今までの日常が変わってしまったということがわかります。

コロナウイルス感染症の影響で当たり前が当たり前ではなくなり、これまでの日々が幸せだったのだと気づいたのです。

「人いきれ」とは人が多く集まって体熱や匂いでむんむんすることを意味し、今ではそれを感じることもほとんどなくなってしまったため、前までの当たり前だった日々を懐かしく思っているのでしょう。

カナリヤは希望の象徴

カナリヤが鳴きだす四月の末の 誰もが忘れていく白いプロムナード
あなたの指先が震えていることを 覚えていたいと思う

タイトルになっている「カナリヤ」が歌詞として登場します。

カナリヤは春の訪れを告げる鳥でもあります。

プロムナードとはフランス語で散歩道のことを意味します。

ステイホームが続く中、不安が募りのんびりと散歩をすることでさえも簡単ではなくなってしまった生きづらい世の中で、苦しく、辛く感じることがたくさんありますがこの気持ちを忘れないで覚えていたいという意味が込められているのだと思います。

平穏な日常に戻った時に、幸せだと感じるために・・・

愛するあなたとならどんなことがあっても。

いいよ あなたとなら いいよ
二度とこの場所には帰れないとしても
あなたとなら いいよ
歩いていこう 最後まで

サビで「あなたとならいいよ」と繰り返されます。

相手は家族でも恋人でも友人でも。誰とは語られませんが、大切な人に対する究極の愛が歌われています。

前のような日常に戻れないとしても、これからどんな苦しみが待っていようとあなたと一緒にいられるのならいいという変化を受け入れる気持ちと深い愛が表現されています。

ただひたすらに生きていくしかできない現実

転げ落ちて割れた グラスを拾うあなた
その瞳には涙が浮かぶ
何も言わないまま

転げ落ちて割れたグラスは壊れてしまった日常を表しているのではないでしょうか。

グラスを拾うあなたとは、変わりゆく生活環境の中で必死に生きようとする人々の姿が示されていると思います。

平穏の日々の訪れ

カナリヤが消えていく五月の末の 木の葉が響き合う湖畔の隅っこ
あなたを何より支えていたいと 強く 強く 思う

四月に現れたカナリヤが五月になって消えてしまいます。

それと対照に時がたっても消えない主人公の想いが表されています。

また、カナリヤは前述の通り弱いものを象徴することもあり、不安が消えていったという意味も含まれているのではないでしょうか。

流れに身を任せて生きていこう

いいよ あなただから いいよ
誰も二人のことを見つけないとしても
あなただから いいよ
はためく風の呼ぶ方へ

一度目のサビと同じように、あなたとなら何が起きてもいいという愛情が表れています。

今の世の中のありのままを受け入れて、あなたとともに生きていくことが大切なんだと歌われています。

何があっても、流れに身を任せて生きていくしかないという意志を感じます。

たとえお互いが変わってしまったとしても

あなたも わたしも 変わってしまうでしょう
時には諍い 傷つけ合うでしょう
見失うそのたびに恋をして
確かめ合いたい

多くの人が変化をせざるを得ない状況となってしまった2020年でしたが、それに限らずとも私たちは生きていく中で常に変化をし続けていきます。

もし、自分やあなたが変わってしまって傷つけ合うことがあってもいい。

変わることを受け入れてその度にまた関係を築いていけばいいのだと伝わってきます。

変わらないことを願うだけでは、上手くいかないことの方が多いですよね。

変化を受け入れることは難しいですが、受け入れて適応することの大切さがわかります。

人と人との無償の愛

いいよ あなたとなら いいよ
もしも最後に何もなくても
いいよ
いいよ あなただから いいよ
誰も二人のことを見つけないとしても
あなただから いいよ
歩いていこう 最後まで
はためく風の呼ぶ方へ

最後のサビでも「あなたとならいいよ」という言葉が繰り返されます。

何かがあっても何もなくても、ただ大切な人を愛するという深い人類愛が描かれています。

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さいごに

コロナ禍で人と人との距離が遠のいてしまう中、愛するということの価値を教えてくれる楽曲となっていました。

「変化を恐れず受け入れる」というメッセージがあり、自分自身や愛する人を大切にしていこうと思える一曲ですね。

ぜひ、大切な人を想いながら聞いて見てくださいね。

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