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生きるをする【マカロニえんぴつ】歌詞の意味を考察!タイトルに込められた意味を紐解く!

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今回は2020年9月21日にリリースされたデジタルシングル「生きるをする」の歌詞考察をしていきます。

アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の主題歌となった「生きるをする」は、作詞・作曲をヴォーカル・ギターのはっとりさんが手掛けました。

では早速歌詞の考察を始めていきましょう!

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生きるをする 歌詞考察

エネルギッシュでパワフルな旅のはじまり

僕が僕を愛し抜くこと
なあ、まだ信じてもいいか?
どこへ向かう旅だとしても

歌詞の中の登場人物は主人公の「僕」と「きみ」です。

イントロなしで、冒頭からサビがくる本楽曲。歌詞も同様にインパクトがあります。

「僕が僕を愛し抜く」とあり、次に「まだ信じてもいいか?」と続きます。

主人公が自分自身を愛し、問いかけをしています。

そして主人公は「」に出ることになるようですが、行先はハッキリしていない感じです。

これから何か冒険が始まる、というワクワク感が伝わってきますね。

あれ、いつからだ?本音が弱音になったな
逃げないことが強さになった
なあ、見つからない?自信じゃなく自分自身

ここでも主人公は「いつからだ?」「見つからない?」と問いかけています。

本音」と「弱音」とを踏んだり、また「自信」と「自身」という同音異義語を並べたりと、言葉遊びも垣間見られます。

「弱音」を吐くものの、「逃げない」でいるようです。そしてそれが「強さ」となっています。

更に主人公は「自分自身」を見つけようとしています。

歌詞の中の様々な問いかけが自分自身に向けられているものであれば、「自分」探しをしていることの表れという風に解釈もできそうです。

しかし、誰かに向けて問いかけているのか、自問自答しているのかは、曖昧な感じがします。

きっとまだ探せてない忘れものがあるはず
ずっとまだ伝えてない伝えたい言葉

主人公は、何かを探す旅に出ているのでしょう。

まだ何か探すことができていないもの=「忘れもの」があるのでは、と疑っています。

そして、「伝えたい言葉」があるようですが、それは「まだ伝えてない」のですが、この言葉は誰かに向けて伝えたいと思っているのでしょうか?

見ててくれるなら魅せてみせるのに

更に、ここでも「見てて」、「魅せて」、「みせる」と巧みな言葉選びと配置が光ります。

また「見せてみせる」ではなく「魅せて」=魅了する、魅惑する、という意味の言葉の配置もカッコいいですね。

そして、やはり誰かに向けて言葉を投げかけているような歌詞と言えるでしょう。

僕が僕を愛し抜くこと
なあ、まだ信じてもいいか?
くすぶるのは、ちゃんと燃えたからだ
どこへ向かう旅だとしても
ただ、目を見開いて夢を見る
夢を知る

サビ部分がここでリピートされます。

更に、きちんと「燃えた」証拠に「くすぶ」っていると続きます。

「くすぶる」というのは、物が燃えて煙のすすで黒くなることを指します。つまり完全燃焼ということでしょう。

また、「ちゃんと燃えた」=「愛し抜くこと」とも言えるのではないかと感じます。

「愛し抜く」とは、中途半端ではなく、きちんと自分自身を愛しきるということです。

続いて、旅の目的地が不明であることがリピートされます。

そしてその後に、「夢を見る」「夢を知る」とあります。

また「目を見開いて」とありますが、目を逸らしたりはせず、その「夢」を直視するということです。

「愛し抜く」「ちゃんと燃えた」「目を見開いて」などのフレーズからわかるように、ここでは中途半端なものは全くなく、非常に明確で完全で完璧な印象を受けます。

とてもエネルギッシュでパワフルな雰囲気が伝わりますね。

きみと一緒の旅

よう、生きてるかい?
本当の強さ きみだけが分かってればいいのさ
逃げたり傷ついた数だけ居場所は増えたりする

ここで漸く「きみ」が出てきました。

「きみ」さえ「本当の強さ」を理解してくれれば良いと語っています。

主人公は「きみ」を信頼しているように見えます。ここでは「きみ」は信頼できる仲間といったところでしょう。

「逃げたり傷ついた数」分の「居場所」が増えることもあるようです。

これは旅先での自分の安心していられる隠れ家のような場所が数多く増える、ということなのでしょう。

主人公と「きみ」は一緒に旅に出て様々な困難に行く手を阻まれることが度々あるようですが、「逃げない」という「強さ」でもってその困難を乗り切って行く様が目に浮かぶようです。

一人ではなく、誰かと一緒というだけで心強く、困難にぶつかっても何とかやって行けそうな気がしますね。

見ててくれ 姿じゃなく生き方を

主人公が「きみ」に見て欲しいのは「生き方」だと明言しています。

主人公が困難に立ち向かい、決して逃げないという強い姿勢を「きみ」が見てくれることを願っているのです。

僕が僕を愛し抜かなきゃ
終わらない聖者の交信、悲しみの縫い目に投げキッス
どこへ向かう旅でも行こうぜ
まだ手をとりあって

ここは2番サビで、冒頭の歌詞がリピートされます。

「聖者」の行進ではなく「交信」となっているなど、ここでも面白い言葉選びが見受けられます。

ちなみに、Wikipediaによれば「聖者の行進」は”元々は、アメリカの黒人の葬儀の際に演奏された曲”という、有名なジャズのスタンダードナンバーです。

そして「手をとりあって」とありますから、「きみ」と一緒に協力しあって旅に出るというのがわかりますね。

燃えカスになるまで生きる

脳、映像、スカイはグレー、夜を駆ける
束の間、終幕、裏切りは愛のおまけ
かさぶたになる日々 美しくはないのサ
腰に巻いた正義の切れ味はどんなだ
僕らは違う痛みを生きる

ここでは曲調は勿論ですが、歌詞の雰囲気もガラッと変化します。

様々な言葉が、並べられています。

山あり谷ありの旅の情景や出来事を、まるで写真でところどころ切り取ったかのような印象です。

また「裏切りは愛のおまけ」「かさぶたになる日々」「腰に巻いた正義の切れ味」など独特のフレーズが目を惹きますね。

最後のフレーズは主人公と「きみ」はそれぞれ痛みを味わうということで、同じ痛みではないということのようです。

勇敢でいたい、立ち向かいたい
眠っていたストーリーを凄いスピードで覚ましたいや

ここでまた曲調もアップテンポにもどって、歌詞もそれに伴ってエネルギーで溢れている印象を受けます。

勇敢」に「立ち向かいたい」と困難を跳ねのけるかのようなパワフルなフレーズが出てきます。

「眠っていたストーリー」を「覚ましたい」とありますが、ただ覚ますのではなく「凄いスピードで」とあり非常にエネルギッシュな様が見て取れますね。

兎に角、主人公はやる気に満ち溢れている様子です。

僕が僕を愛せる強さを
かなり愛してもいいか?
くすぶるのだ、燃えカスになるまで
どこへ向かう旅だっていいさ いいのさ
ただ、目を見開いて息をする
生きるをする

ラストのサビですが、「僕が僕を」の後の歌詞が変化しています。

愛する対象が「愛する強さ」となっています。しかも「愛し抜」く代わりに「かなり愛してもいいか?」と問いかけています。とてつもないエネルギーを感じます。

そして「燃えカス」になるまで徹底的に燃えてしまおう=完全燃焼して生きようと言っているように感じます。

そして旅の目的地は不明でも「いいさ」「いいのさ」と2回繰り返して肯定しています。

そしてラストは「夢を見る」代わりに「息をする」となっており、「夢を知る」の代わりにタイトルの「生きるをする」で締めくくられています。

生きる事を徹底的に真正面から受け止める潔さも感じ取れますね。

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さいごに

大人気RPG「ドラクエ」シリーズの長編連載漫画のアニメ版である「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は、勇者に憧れを抱く主人公ダイとその仲間たちの大冒険の物語が描かれています。

そのアニメの主題歌となった本楽曲「生きるをする」の歌詞は、アニメの内容とオーバーラップするかのような、エネルギーに満ち溢れた雰囲気がしっかり伝わってきます。

本楽曲タイトルですが、文法的には「生きる」に「する」をつけるのは間違いです。しかし、わざわざ「する」を付け足すことで「生きる」事を自覚的に「行う」、つまり徹底的に生きる、という確固たる信念のようなものがより伝わってくるように思えてくるのです。

本楽曲を手掛けたマカロニえんぴつの今後の曲にも注目したいですね!

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