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ヒューマノイド【ずっと真夜中でいいのに。】歌詞の意味を考察!人間とAIの恋の行方は?

今回は、「ずっと真夜中でいいのに。」の【ヒューマノイド】の歌詞を考察していきます!

「ヒューマノイド」はバンドのボーカル、作詞、作曲を担当する『ACAね』(アカネ)によりクリエイトされた楽曲です。

「ずとまよ」はその独特の世界観で今、若者から絶大な支持を得ています。

「ヒューマノイド」とは。

英語のhuman(人間)と接尾辞-oid(―のようなもの、―もどき)の組み合わせでできた言葉です。

形容詞では「人間そっくりの」「人間によく似た」という意味で、名詞では「人間そっくりの生物」や「人型ロボット」などを指します。

また前提として、本楽曲の歌詞はヒューマノイドである「君」と主人公との恋愛を描いているとの考えの元考察を進めていきます。

MVを観て頂ければわかると思うのですが、本楽曲の世界観の中に登場するのは主人公とヒューマノイドの二人です。

気になる方はぜひMVの方もチェックしてみてくださいね。

それでは、歌詞考察をしていきましょう。

ヒューマノイド 歌詞考察

人間のようで人間でないヒューマノイド

レイラサイダ サブアッタッシャル
マラハバ マッサラーマ マダ
レイラサイダ サブアッタッシャル
マラハバ マッサラーマ マダ

最初の呪文のような箇所はその多くがアラビア語でできています。おおむね下記のような意味があるそうです。

・「レイラ」は女性の名前として使われ、アラビア語の夜に由来する言葉。

・「サイダ」はレバノンの都市。

・「サブアッタッシャル」はアラビア語の「サバァタアシャラ」に相当、数字の「17」を表す。

・「マラハバ」はアラビア語で「こんにちは」。逆に「マッサラーマ」はアラビア語で「さようなら」。

・「マダ」はオマーンの飛び地。

これだけ見たらさっぱり意味が分かりませんが、おそらくこれは「人間のような言葉をしゃべるけれど人間ではないヒューマノイド」のことを表しているのではないでしょうか。

退廃的なMVの世界観とぴったりだと感じました。

プログラムに苦心する主人公

立ちはだかるボスをまだ 起こさずに
崩れてく 摩天楼を眺め
砂ぼこりは今日も 君の頬 汚してる
躊躇いもなく あゝ
そばにいたい訳を 記すなら
都合のいい 名前を付けるが
属することないよ 前提が いないから
瞼も使わず

立ちはだかるボス(問題)から目を背け、ただ変化してゆく世界を眺めていると、砂ぼこりが躊躇いもなく君(ヒューマノイド)を汚していってしまう。

ここで言う問題とは、ヒューマノイドのプログラムに関することや、あるいは感情などのインプットのことなのかもしれません。

とにかく、主人公はそんな上手くいかない現状に辟易しているのだと思われます。

そんな主人公に対し、「そばにいたい理由を記すならそれに沿った都合のいい名前を付けるが、そもそも人間とヒューマノイドの恋愛という関係の前提(前例)がいないから、無理に属する必要はない」のだと、ロボットらしく瞼も使わず君は言います。

青いタネを 潰しては口に運んでく
夕暮れまで 永遠などないと 知らしめるから

青いタネというおよそ人間が食べるものではないものを、ヒューマノイドの君は食べています。

また「永遠などない」という歌詞は、永遠の命を持つロボットのイメージとは正反対の終わりを連想させます。

きっと水でさえ この熱でさえ
感じていないのなら 使い切って声に出そう
通えない記憶を全部 冷凍したって形に残るんだ
こんな気持ちだけ 名前があるだけ
手を握るたび プログラムだってこと?
誰にも当てはまることない 基準なんていらないよ

ここで言うとは主人公の感情(恋心)のことだと思われます。

主人公の気持ちだって、ヒューマノイドの君にとっては「恋」というプログラムされた名前があるだけで、君は本当の意味で理解しているわけではありません。

だから君が手を握ってくれても、「そうプログラムされているってこと?」と主人公は勘ぐってしまいます。

そして、設定されたことを繰り返すだけの基準(プログラム)なんて必要ない、と主人公は思います。

ヒューマノイドとの恋の行方

浮かんでいるだけの あの泡に 名前がある
この世界には
再現困難の 表情が 意味を持つ
言葉も要らぬほど
生まれて死ぬまでを 人間は
一度しか 辿れないのなら
何度も壊しては 組み立てて
奇跡だとか 確かめていたいだけ

浮かんでいるだけのあの泡にさえ「雲」という名前があるこの世界では、ロボットには再現が困難な表情というものが、言葉さえもいらないほどにコミュニケーション上の大きな意味を持っています

おそらく主人公は君に表情をプログラムしようとしているのでしょう。

生まれてから死ぬまでを一度しか辿れない、すなわち命が一つしかない人間は、ヒューマノイドを何度も壊しては組み立てて、「永遠の命」という奇跡を起こそうとしているのだと考えます。

桃味の 炭酸水に2人潜り込んで
少し泣いても わかんない具合に 晦ましあえた

 桃味のとても甘い炭酸水に二人で潜り込む、つまり二人で甘い恋の真似事をしている間は、少し泣いてしまってもわからない具合に晦(くら)ますことができたと、主人公の切ない心情が表されています。

きっと震えさえ この重ささえ
届かないのなら ボタン押して消去しよう
揃わない記憶を全部 解答したって不安を増すんだ
そんなメモリだけ 名前があるだけ
目を逸らしたら 錆びてしまうけれど
遮る無駄な思考回路も 傷になって触れたくて
言えるかな

君に気持ちが届かないことへの恐怖が生むこの震えさえ、この気持ちの重ささえも届かないというなら、いっそボタンを押して君を消去してしまおうと考える主人公。

もちろん、考えるだけで実際に行動に移すことなどできません。

また一番の「冷凍」に対して「解答(解凍)」と言葉を掛けています。

君には「恋」というメモリ、あるいは名前があるだけで、やはり本当の意味で主人公の気持ちを理解しているわけではありません。ここは一番の歌詞と同じですね。

主人公のたどり着いた答えとは?

言い切れること 1つもいらないよ
偽物さえも その見解も 誰が決めることでもないよ
勝ち負けが白黒が人間が
人間じゃないかなんてもう 正しさは無くて
儚い傷も抱きしめよう 目を瞑ろう
今日を終わらせるために

つまりヒューマノイドは人間じゃないのかなんていう議論は意味のないことだと、主人公は言い切ります。

これはヒューマノイドという人型ロボットを作る主人公が辿り着いた一つの答えなのかもしれません。

さいごに

主人公とヒューマノイドの「君」が織りなす切ない恋模様は、独特な歌詞の世界観と相まって多くのリスナーに愛されています。

たくさんのヒット曲を生み出し続けるアーティスト「ずっと真夜中でいいのに。」の今後の活躍に注目です!

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