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Hello,world!【BUMP OF CHICKEN】の歌詞の意味を考察!まっすぐに前を見つめた真剣ソングとは?

テレビアニメ『血界戦線』のオープニングテーマとして書き下ろされた『Hello,world!』

『コロニー』と両面A面シングルとして、2015年4月に発表された楽曲です。

アップテンポで軽快な曲調と共に、これから走り出すヒーローの心の萌芽を感じられる楽曲として、多くのファンに愛されています。

『Hello,world!』とはいったいどんな歌詞なのでしょうか?考察していきます。

『Hello,world!』歌詞考察

迷宮の中での”おはよう”

扉開けば 捻れた昼の夜
昨日どうやって帰った 体だけが確か
おはよう これからまた迷子の続き
見慣れた知らない 景色の中で

冒頭の歌詞から、時間軸が逆転していることが垣間見れます。

作詞した藤原基央さんは「冒頭の4行は自分そのもの」と語ったそうで、忙しさのあまり、昼夜逆転しているような印象を受けます。

藤原さんのように多忙を極め、記憶すら覚束ない経験をした人は多いのではないでしょうか?

”迷子の続き”

これからもやってくる迷宮の中で、”おはよう”と前を向こうとする強さすらも感じられます。

ギリギリの世界線で生き抜く

もう駄目って思ってから わりと何だかやれている
死にきらないくらいに丈夫 何かちょっと恥ずかしい
やるべきことは 忘れていても解る
そうしないと とても苦しいから

日常の中でも「もう駄目」と思ってしまうこと、よくあります。

しかし意外にも乗り切れてしまう、ある種の「ランニングハイ」の状態とも読み取れる歌詞です。

ゴールもわからずに目の前のことに追われている忙殺感

そんな状況の中でも「大事なことは忘れたくない」という希望

これは特別なヒーローのための曲ではなく、日常の戦いの中を生き抜こうとするあなたのためのエールソングなのかもしれません。

自己存在を主張して

顔を上げて 黒い目の人
君が見たから 光は生まれた

選んだ色で塗った 世界に囲まれて
選べない傷の意味はどこだろう
ご自分だけがヒーロー 世界の真ん中で
終わるまで出突っ張り ステージの上
どうしよう 空っぽのふりも出来ない

ハロー どうも 僕はここ

”君が見たから 光は生まれた”

匿名性の世界の中に埋もれゆく「自分」に対して、呼びかけるような歌詞。

自分自身の存在があるからこそ光があるのだ、という深い主張が叫ばれています。

”選べない傷の意味は何だろう”とは、少々悲しい色合いを帯びた言葉にも感じられますが、必死で「苦しみの意味」を見出そうともがく意味ある痛みのようにも感じられます。

生まれてしまったからには、もう戻れません。

舞台以外、つまりリハーサルや舞台袖もない、いつも本番のような「生」の中で必死に自分自身の存在意義を考えている希望ある葛藤が読み取れます。

痛みを知って「生」を知る

覚えてしまった感覚 思い出とは違う類
もっと涙の側にあって いつも心臓掴まれていて
充分理解出来ている ずっとそれと一緒
そうじゃないと 何も見えないから

”覚えてしまった感覚”とは、何でしょうか?

ここでは”涙の側にあって” ”心臓摑まれていて”というヒントが綴られています。

しかも否応なしに「覚えさせられた」感覚であることが分かります。

どことなく「痛み」「悲しみ」「喪失」がイメージできないでしょうか?

人は楽しいだけでは、生きがいを感じません。

時には悲しんだり、失ったりして、初めて本当に大切なものの存在に気付けたりします。

ここでは、主人公が言っている「覚えてしまった感覚」が、本当の「生きがい」「生きる意味」を教えてくれるといったメッセージが隠れているように思います。

心の中で響くファンファーレ

息を繋ぐ 生きる強い人
止まる心を 引き摺って連れてきた

塞いだ耳で聴いた 虹の様なメロディー
砕けない思いが内側で歌う
隠れていたってヒーロー 守るものがある
恐いのは それほど気付いているから

ここでは全体的に、心強い言葉たちが並びます。

忙しさに追われ、息することそれすらにも敏感になっていても、耳に入り込んでくる”虹のようなメロディー”。

主人公の中には歌詞通り”砕けない思い”が秘められているのでしょう。

それが心の中にファンファーレとして高鳴っている状態が想像できます。

周囲の忙しさ、騒がしさがどれほどうるさくても、自らの内側に昔から潜んでいる夢を思い出した瞬間です。

道の途中で

扉開けば 捻れた本当の嘘
空っぽのふりのふり 体だけが確か

おはよう 今でもまだ最後の続き
叫ぼう そこから どうも 僕はここ

内に秘めたる思いがあふれ出したと思いきや、蓋を開ければ”捻れた本当の嘘”が現れます。

何かを成し遂げるには、途中でをつかなければいけない時もある。

そんな不条理を写し取っているかのような歌詞です。

しかし”体だけが確か”と、身体レベルでは正直な自分が現れていることも分かります。

そこで叫ばれる”おはよう”

夢の続き、道の途中で、もがき続ける心の内が歌われます。

本当の意味で生きてゆく

さあ目を開けて 君は強い人
その目が見たから 全ては生まれた

選んだ色で塗った 世界に囲まれて
選べない傷の意味はどこだろう
ご自分だけがヒーロー 守ったものがある
恐いのは その価値を知っているから

”さあ目を開けて”という歌詞からは、「真の意味で生きろ」「自分の命を生きよう」といったメッセージが込められているように思います。

自分がいるからこそ、世界がある。

壮大な方程式がここで打ち出され、確固たる自己肯定がここにはあります。

自分というヒーローによって、一生懸命大切な「何か」を守ることにこそ本当の「生きる意味」がある。

そんな強い気持ちが感じられる歌詞です。

僕はここにいる

塞いだ耳で聴いた 虹の様なメロディー
砕けない思いが内側で歌う
悲鳴をあげたヒーロー 世界の真ん中で
終わるまで出突っ張り 自分が見ている
だからもう 死んだふりも意味ない

ハロー どうも 僕はここ

最後には、自分と自分の対話がなされています。

心の内に秘めた思いを「悲鳴」として叫んだ自分。

そして、それを終わるまで見る自分。

”死んだふりも意味はない”とは、つまりもう「本来の自分」でしか生きる道はないということ

もう嘘のつけない強靭な覚悟が必要になります。

その気持ちを軽くするかのような”ハロー”には、言葉では形容できないほどのしなやかな強さが詰まっているように思います。

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おわりに

いかがでしたか?

それぞれの道を一生懸命に歩む人に響く『Hello,world!』。

ちょっと弱気になった時に聴いてみることをおすすめします!

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