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春の羅針【adieu】歌詞の意味を考察!CDTVライブ!ライブ!で初披露!

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今回は、adieuさんの新曲、「春の羅針」の歌詞を考察していきます!7月5日放送のCDTVライブ!ライブ!フル歌唱をTV初披露です!

待望の新曲とミニ・アルバムリリース!

adieuとして音楽活動をしている上白石萌歌さんが4月11日、オリジナルとしては1年5ヶ月ぶりとなる新曲、「春の羅針」をリリースしました!

さらに、ミュージックビデオのエンディングでは、ミニ・アルバムのリリースが発表され、話題になりました!

6月30日に発売された彼女のセカンドミニアルバム「adieu2」には「春の羅針」やカネコアヤノ作詞作曲の「天使」など、5曲が収録されています

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春の羅針 歌詞考察!

春の夜に美しい星が降る

そしてまた繰り返す夜の途中で
仕舞い込んでた時間が
この体温を奪ってゆく
霧の中に星を繋ぐ

まずは、この曲のタイトルである「春の羅針」という言葉について考えてみましょう。「羅針」から想像できるものとして、「羅針盤」が挙げられますね。コンパスというとわかりやすいでしょうか

「羅針」はまさにコンパスの中で方向を指し示すあの棒の名前です。

この意味から転じて、「物事をすすめるべき道を示すもの」という意味もあります。つまり「春の羅針」とは出会いや別れの季節である春に、進むべき道のりを示してくれる存在を比喩しているのではないでしょうか?

この部分の歌詞では、日々の葛藤や悩みを表現しているのではないかと考えます。学校や仕事など、ほとんどの人は毎日同じ、ルーティーン化された生活を送っています。

この毎日がずっと楽しければよいのですが、そうも行かないのが現実です。嫌なことや悩みを我慢して、ココロの中にしまい込んでいると、それは段々と膨らんでいき、自分の体温を奪っていくのようになります

あなたを隠す夜を手繰り寄せるたび
春は歪みながら回り出す
花の香りよ今だけ針を止めて
夢なら覚めて

「あなた」という言葉から、この曲は誰か特定の人に対してのメッセージが込められているのでしょう。「あなた」というくらいだから、自分にとってすごく特別な人なのではないかと思います。

「あなた」のことを知りたいと願う「僕」ですが、なかなかその姿を見ることはできません。夜が来るたびにあなたの姿は遠くなっていくように感じます

もっとあなたに近づきたいと、夜を手繰り寄せる僕。しかし、そうすると春の羅針はぐるぐると周りだし、正確な方向を指し示さなくなります。こうなってしまうと、僕は自分がどこにいるのか、どこに向かうべきなのかわからなくなってしまいます。

この歌詞は、いろいろな解釈があると思いますが、今回は、恋愛のストーリーとして読み進めていきましょう。

僕は「あなた」に恋をしていますが、なかなか距離を縮めることができません。の「あなた」は「僕」を同じ教室にいるただのクラスメイトとしか思っていないのでしょう

昼のあなたを見ていると、夜、学校から帰った後の「あなた」の様子も気になって仕方がありません。恋をすると、他事が手につかなくなり、自分の存在がよくわからなくなってきてしまいます

春に咲く花は美しく、香りも良いです。そんな春の空気に自分の居場所を定めてほしいと願っています

「夜」と「昼」ではまるで違う世界のよう

そっと窓越しに空は白んでゆくようで
やっと見つけた小さな
この光も奪ってくよ

夜に悩み、考えていると、いつの間にか陽が昇り、空が白んできました。

悩んで悩んで、自分なりの答えが出そうになっていたのでしょうか。遠くの方に見えていた光も、周りが明るくなってきたことで見失ってしまいました

ここでの光とは羅針が指す方向。つまり、自分のこれからの行動将来の展望ということでしょう

昼には悩んだり、羅針がぐるぐる回るようなことはありませんが、夜になるとまた同じようになってしまうのではないかと不安な気持ちが読み取れますね

街の中に立ち竦む
声の渦に掻き消された
聞き返して巻き戻して
霧は晴れた星を連れて

昼の街の喧騒の中で、僕は立ちすくんでいます。

夜の世界は静かで、まるで自分ひとりしかいないかのようです。そのときには、自分の悩みを考え込んだり、自分の羅針をよく観察する時間があるでしょう。しかし、昼はそうもいきません

さまざまな人が行きかい、たくさんの声の渦に飲み込まれてしまいます。

遠くの方にいる「あなた」が僕になにか声をかけてきているような気がしますが、何を行っているのか、よく聞き取ることができません

聞き返しても、もうそこには人混みが溢れ、あなたを見ることができません。

夜の内面的な世界に対して、昼の外交的な世界の息苦しさが表現されているのではないでしょうか

ようやく掴んだ希望も儚く

あなたを隠す夜の袖を掴むたび 春は濁りながら振り返る
花の香りが冷えて頬を伝う 「さようなら?」
あなたの背中に聞き返す 僕を燃やす夢から覚めて
そしてまた繰り返す夜の途中で

昼のあなたは人に紛れて、いつの間にか見えなくなってしまいました。日が暮れた後、あなたは一人ですが「夜」に隠れて、やはりその姿を見ることはできません

ここでは様々な比喩表現がされていますね。「春」は「あなた」と捉えることができそうですね。さらに、「花の香り」は「」のことでしょうか

あなたに会いたいと、必死で袖を掴んだ僕。しかし、振り返ったあなたは「さようなら」と言って立ち去ってしまいます

やっとの思いであなたに想いを伝えましたが、悲しい答えとともに、春の少し暖かい空気と芳しい花の香りが僕の横を通り過ぎていくような感じがします。

そして、僕はまた、自分の羅針を見つめながらこれまでと同じような夜を過ごすのです。

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さいごに

今回はadieuさんの「春の羅針」の歌詞を考察しました!

内容は抽象的で、さまざまな捉え方があったと思います。彼女の歌声とあいまって、とても美しい歌詞とメロディーでしたね

出会いと別れの季節である「春」ですが、悩んで行き詰まったときにこの曲を聞いたら、自分の羅針が指す方向がわかるかもしれませんね

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