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グッバイ・マイマリー【My Hair is Bad】歌詞の意味を考察!煮え切らない男性と結婚したい女性の結末

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My Hair is Bad(マイヘア)のグッバイ・マイマリーは2ndアルバム「Woman’s」(2016年10月)の収録曲。

マイヘア節炸裂の等身大の切ない失恋ソングですが、煮え切らない男性は結局どうすれば良かったのでしょうか。

作詞・作曲をギター&ボーカルの椎木知仁さんが手がけた「グッバイ・マイマリー」の歌詞の意味を考察します。

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グッバイ・マイマリー 歌詞考察!

部屋から追い出された

都会の乗り換えも慣れた六月の正午
下品な中吊り広告を
ボーッとただ流し込んでいた
駅から二分 自動施錠のワンルーム
君が茹で上げたパスタは
いつも決まって柔らかいけれど好きだ

椎木知仁さんは東京生まれの新潟県上越市育ち。

ベースの山本大樹さんとドラムの山田淳さんが上越市出身ということもあり、アルバム「Woman’s」がリリースされた2016年10月時点では、まだ3人とも新潟在住でした。

2008年結成、2013年2月インディーズデビュー、2016年5月メジャーデビューという流れなので、おそらく新潟と東京を頻繁に行き来するようになった6月の出来事なのでしょう。

どこまでが実話なのかはわかりませんが、歌詞に登場する女性(マリー)は都会の駅チカ・オートロックのマンションに住んでいます

キャリアウーマンか、実家がお金持ちなどの想像が膨らみます。

一般的にパスタはアルデンテ(固め)のほうが望ましいと言われていますが、あえてモッリー(茹で過ぎ)にしているのか、単純にクセなのか、いずれにしても料理に特徴がありそうな女性です。

そんな女性の部屋へ通う男性主人公は「中吊り広告」のように宙ぶらりんな人生を送っています。

二人でよく行った五百円の飲み放題
薄めで頼んだレモンハイ
たった二杯でほっぺ赤った
酔っ払った君は特に可愛かった
デザートは酒肴になるんだって
得意げに二つ頼んでた

女性はお酒に弱い体質なのか、あるいはあまり飲み慣れていないほど若いとも考えられます。

本当は辛党(お酒好き)ではなく甘党なのではないでしょうか。

どちらかというと生活力より経済力があるタイプの女性なのに、男性に合わせて安い居酒屋に通っているのかもしれません。

正解はわからないものの、さまざまな状況が想像しやすい表現が並んでいます

首都高は僕らに見向きもせずに流れて
同じように季節も流れてた

女性のマンションが東京など首都高に近い場所にあるとすると、男性の家は新潟など首都高に乗ってたどり着く地方にあるのでしょう。

つまり男性はあまり自分の家に帰らず、女性の部屋に入り浸ったまま月日が流れたと解釈できます。

要するに半同棲状態ですね。

結婚したいなって思ってたんだ
でも思っていただけだったんだ
どういうことかわかんなかった
合鍵で開けても君はいなかった
僕の荷物がまとまり 手紙が置いてあった

1番のサビです。

男性にしてみたら結婚を前提とした同棲であって、別れるなど微塵も考えたことがなかったのでしょう。

それなのに「出て行ってください」とばかりに自分の荷物がまとめられ、女性が姿を消すなんて青天の霹靂です。

ただ、それなりに経済力があり、甘党の女性にしてみると、いつまでも安い居酒屋ばかりでは先が見えないと不安になっても仕方がありません。

本気で生活を共にする気があるなら「基本は自炊で、たまにご褒美の外食」くらいのパターンでないと続かないものです。

男性のほうが気長に考えていて、女性は現実を見据えていたという話でしょう。

今後の人生に期待!

どうしたらよかった?
そんなこと僕はわかってた
君がくれたリュックを背負ってた
寝る前に必ず化粧を落としてた君のことだ
しっかりごっそり僕のことも
キレイに落として寝ているんだろう

1番のサビでは何が起きたのかわからないほど動揺していましたが、2番の冒頭では少し冷静になり、「もっと具体的に結婚話を進めれば良かった」と自覚しています。

「リュック」のくだりは「女性にプレゼントしてもらうのではなく、プレゼントする側に回らなければダメだった」という意味。

さらに「女性の人生を背負うことができなかった」というニュアンスも含まれるでしょう。

結婚話を進めるためには、経済的な見通しを立てる必要があったのです。

バンドマンとしては「売れるのはこれからだから、もう少し待って」と思っていたはず。

そのときを待たずに、女性は見切りをつけてしまいました。

念入りにクレンジング(メイク落とし)するように、別れると決めたら後ろは振り向かないだろうと想像できるところが作詞家らしくもあり、切ないですね。

ストローを噛むようにイライラしてばっかりの
僕の小ささが僕を見離した

男性自身に焦りがあり、女性を安心させられなかったのかもしれません。

結果次第だって思ってたんだ
あと一年で変わってたんだ
どうしたらいいかわかんなかった
合鍵で開けても君はいなかった
「なんちゃって」って出てくる気がしてやまなかった

男性主人公がバンドマンだとすると、「あと1年で結果が出る」と言ったところで確固たる根拠があるわけではないでしょう。

一般的に自由業は結果がすべてであり、会社員などより先が見通しにくいものです。

実際に結果が出るまでは「どうしようもない」としか言いようがありません。

女性の覚悟を目の当たりにしても、男性はまだ現実が信じられないようです。

僕が写真を眺めてる間に
君は結婚しちゃったりするんだろうか
隣になぜか花束とタキシードでキメ込んだ
僕がいるんじゃないかって思ってしまっている

女性の結婚相手は自分しかいないはずだったのに、そうではなかった」という事実をなかなか受け止められません。

いつまでも一緒に夢を追いかけてくれると期待していたのでしょう。

ところが女性にはそれぞれ自分なりの結婚適齢期があり、決断しなければいけないタイミングが訪れるものです。

女性としてはぎりぎりまで待ち、じっくり考えて判断したのではないでしょうか。

ちゃんとしようって思ってたんだ
でも思っていただけだったんだ
どういうことかわかってたんだ
合鍵をポストに入れて去ったんだ
頑張れと書かれた手紙は持って帰らなかった

経済的な見通しが立たなくても「ちゃんとする」方法はあったかもしれません。

結婚する相手だと思いつつ、具体的な行動や態度に表すことはなく、煮え切らなかったところが問題でした。

一緒に夢を追うことはできないけれど、夢を叶えるまで「頑張れ」という書き置きを残して身を引いた女性。

その思いやりを受け取らなかった男性は、確かに器が「小さい」ですね。

最後に1番のサビが繰り返され、「わからない」まま終わっているので、今回自覚できた反省点をどのように活かすかは今後の人生次第になるでしょう。

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さいごに

「グッバイ・マイマリー」はMVではなく、2017年5月4日に日比谷野外大音楽堂で開催された「ハイパーホームランツアー」のライブ映像が公開されています。

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