今回は7月11日にリリースされる平井大さんの新曲「小さな丘の木の下で」の歌詞を考察しようと思います。
「Sunday Goods」をテーマに、3週間に1度のペースで日曜日に楽曲を配信する企画を行っている平井大さん。
7月~8月にかけて「Sunday Goods -Special Summer Edition-」と題した7週間連続配信リリースを発表しました。
これまでは3週間に1度のペースでしたが、平井大さんのメインシーズンとも言える夏は毎週配信してくれるそうです。
平井さんは今回の「Sunday Goods -Special Summer Edition-」に寄せて次のようなコメントをしています。
ふとした思いつきから始まったこの企画。
ファンにとっては嬉しいサプライズですね。
今回リリースされる楽曲「小さな丘の木の下で」は、“彼”と“彼女”の出会いから永遠の別れまでのストーリーを歌った、涙なくして聴くことのできないラヴ・ソングになっているそうです。
どんな歌詞なのでしょうか?
早速考察していきましょう!
小さな丘の木の下で 歌詞考察
それでは歌詞を紐解いていきましょう。
二人の出会い
冒頭からタイトルの「小さな丘の木」が登場しましたね。
こじんまりとした街の丘に、ぽつんと一本立っている木。
春の暖かい日にその木の下で出会った二人が今回の主人公のようです。
木の下でであったのは、シャイな部分を見せないように強気な態度を取る男の子と、嘘が嫌いな正直者の女の子でした。
幼少期に出会い、長く永く続いていく物語。
どんなストーリーが紡がれていくのでしょうか?
春に出会ってから、ずっと一緒に過ごしてきた二人。
二人で過ごす季節が積み重なっていく様子がわかりますね。
思い出の場所で愛を誓う
「気づけばずっと小さく感じる」という歌詞から、出会いから月日が流れ成長したことが伺えます。
「6月のキス」はジューンブライド、つまり結婚を表しているのでしょう。
初めて会った小さな丘の木の下で、結婚式を挙げ、永遠の愛を誓った二人。
「君を世界一幸せにするね」という誓いは果たされるのでしょうか?
結婚して幸せな日々を過ごす二人。
自分より先に死んではだめだと伝える彼女に、君の目に最後に映るのは僕だと安心させます。
「泣き笑う」「片膝をついた」という描写から、死を本気で意識しているわけではない事が伝わってきます。
二人はまだ20代でしょうか?
元気が溢れ、幸せな日々を送っていることが伝わってきますね。
思い出の場所である丘の上に小さな家を建て、つつましく暮らす夫婦。
「増えていった大量の洗濯物と賑やかな笑い声」から子供と一緒に暮らしていることがわかります。
どれだけ月日が経っても、環境が変わっても、丘の上で初めて会ったあの日から二人の心は変わりません。
突然の別れ
幸せな日々を送っていた家族でしたが、突然彼女が亡くなってしまいます。
「ずっとこんな日々が続くと思っていた」彼にとってはまさに青天の霹靂だったでしょう。
大きなショックを受けている彼の姿が目に浮かびます。
家の近くに埋葬したのでしょうか?
思い出の場所で眠りにつく彼女にキスをする彼。
「ウソがキライな彼女らしい」というのは、若い頃に交わした「私が死ぬまで死んではダメよ」という約束を守った彼女に向けた言葉ですね。
彼女との約束
結婚する時に、あの木の下で誓った言葉「君を世界一幸せにするね」
彼女が居てくれることで世界一の幸せを感じていた彼の中では、誓いが果たせなかったのかもしれません。
ですが天国にいる彼女もきっと世界一幸せだったと思っていることでしょう。
彼女に対する彼の気持ちの大きさを感じられる歌詞ですね。
天国から彼と子供たちを見守ってくれている彼女。
やがて成長した子供たちは家を出て、彼は思い出の詰まった家で静かに老後を過ごすのでしょう。
彼女のことを思い続けながら。
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さいごに
いかがでしたか?
二人の出会いから別れまでが描かれた楽曲。
二人のお互いを思いやる気持ちと愛の強さが伝わってくる素敵な歌詞でしたね。
7週連続の1本目、これからリリースされる楽曲も見逃せません!
少し前に、思い付きでTwitterでこんなことを聞いてみた。
“今年の夏は週1で新曲リリース、どう?” 冗談混じりの質問に、「楽しみ!」という沢山の喜びのメッセージをいただいた。
ボクのオンガクを夏に聴きたいというその思いが、とても嬉しかった。
幼い頃、何気なく思い付いた遊びが楽しかったことをふと思い出す。
どこまでもゴールを決めずに自転車を漕いだり、怪我など気にせず急な坂道をスケボーで下ったり。
そこには何の約束もなかったが、今を楽しむ心意気だけは、誰にも負けていなかったに違いない。
楽しむことが憚れるこのご時世、夏くらいはボクの思い付きにベットして、もう一度ココロから楽しむことを思い出そう。
約束の無い輝かしい夏は、もうすぐそこまで来ているのだから。