今回は、11月11日にリリースされた天月-あまつき-さんの新曲「Caffe Latte」の歌詞を考察していきたいと思います。
“甘目のCaffe Latte”をテーマに制作された本楽曲は、作詞を岡嶋かな多さん、作編曲を宮田“レフティ”リョウさんが手掛けています。
早速歌詞を見ていきましょう。
Caffe Latte 歌詞考察
ジャケット写真を見るに、この曲の主人公は学生のようです。
最初の一歩を踏み出すことが出来ずに落ち込んでいる主人公。
何が出来なかったのかは明かされていませんが、主人公は一歩目を踏み出すことに恐怖を感じているようです。
痛くはないけど、そのままにしておくと気になる心のトゲ。
ひょっとしたら主人公は誰かとケンカしてしまったのかもしれませんね。
ジャケットのサムネイル背景には、渋谷の街並みが描かれています。
このことから「無駄に歩く246」とは、渋谷駅前を通る国道246号線を表しているのでしょう。
電車に乗れず大きな道を歩いて帰る主人公。
どれだけ進んでも心のモヤが晴れることはありません。
すれ違う元気な子どもたちの姿を見て、少し気分が明るくなっている様子が浮かんできますね。
心につっかえている悩みに自分なりの答えを出す主人公。
「結果なんか簡単に出なくて だって僕らは愛しい生き物だから」
何事もすぐに答えが出てくるわけではありません。
愛しい生き物である人は、悩み葛藤しながら日々を生きているのです。
何度も答えを出しては、やっぱり違うなとやり直す人生。
主人公の言うように、なんの試練もなくスムーズに進んでいく人生は楽しくなさそうですね。
落ち込んでいても、甘めのカフェラテを飲むことで気持ちが和らぐ自分のように、日々の困難も含めて愛おしい存在であるという主人公の考えが表現されています。
石橋を叩いて渡るとは、慎重な様子を表すことわざです。
ここでは、主人公の奥手な性格を表していると考えられます。
何度も同じ悩みを繰り返し、過去の幸せな記憶に癒やしを求めている様子が浮かんできます。
人間関係や受験の悩みなど持っていない、子供の頃の楽しい記憶を思い出しているのでしょうか?
そうした過去の記憶も、いつかはなくなってしまうかもしれないと恐怖を感じています。
主人公の歩いている国道246号線は、首都高速の道路と重なっています。
大空を遮る首都高の下を足早に歩く主人公。
「共感出来そうで出来ない曲」という歌詞は、自分の悩みを心から理解できる人なんて居ないと感じている主人公の虚しさ、寂しさを表しているように感じました。
どれだけ考えても答えが出てくるわけではありません。
正解のない問いを永遠に考え続けるよりも、割り切って笑い飛ばしたほうが幸せです。
これから生きる長い人生の中でも、そうした答えの出ない問いと何度もぶつかるはずです。
現状、そうした問題にぶつかって悩んでいるリスナーに向け主人公はこうつぶやきます。
「甘目のCaffe Latte 飲み干し 何も考えずに 今日くらい 早く寝よう いいじゃない」
最初の一歩が踏み出せず悩んでいる人、答えのない問題に戸惑っている人の背中をそっと押してくれるような、優しいメッセージが込められた楽曲でした!
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さいごに
いかがでしたか?
天月さんの素敵な歌声も相まって、甘いカフェラテのような優しい応援歌でしたね。
これからの活躍にも注目です!