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365日【Mr. Children】歌詞の意味を考察!心に秘めた熱い想いを紐解く!

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今回は2010年12月1日にリリースされたアルバム「SENSE」に収録された「365日」の歌詞考察をしていきます。

NTTのCMタイアップ曲にもなった「365日」は、ヴォーカル・ギターの桜井和寿さんが作詞作曲を手掛けました。

では早速歌詞の考察を始めていきましょう!

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365日 歌詞考察

耳に鳴り響き心に灯し続ける想い

聞こえてくる 流れてくる
君を巡る 抑えようのない想いがここにあんだ
耳を塞いでも鳴り響いてる

歌詞の中の登場人物は主人公と「君」です。

「聞こえて」「流れて」「耳」「鳴り響いて」等、に纏わる言葉が連なっています。

まるでいつも聴いているお気に入りの楽曲が脳内再生されているかのような感覚です。しかし、実際は音楽ではなく「君」への「想い」が常に溢れ出ている、という状態の主人公。

「耳を塞いでも」とありますので、何とか溢れる「君」への想いを留めようとしていますが、それでも留めることが出来ずにいます。

それだけ主人公は「君」の事を強く想っているのでしょうね。

君が好き 分かっている 馬鹿げている
でもどうしようもない
目覚めた瞬間から また夢の中
もうずっと君の夢を見てんだ

主人公は起きている時は勿論のこと、寝ている間も「夢」にまで見る程「君」のことが好きで堪らないようです。

自分でも「馬鹿げている」と自覚はしているけれども、どうすることもできない程に、「君」のことが好きなのです。

主人公の「君」への熱い想いが伝わってきますね。

同じ気持ちでいてくれたらいいな
針の穴に通すような願いを繋いで

ここでは、主人公が片想いであることが描かれています。

「針の穴に通すような願い」とありますので、両想いになる見込みが薄い関係性であるように感じられます。

あまり見込みのない片想いだけれども、四六時中好きな人のことが気になって仕方がない、という状況は誰しも経験があるのではないでしょうか。

365日の
言葉を持たぬラブレター
とりとめなく ただ君を書き連ねる
明かりを灯し続けよう
心の中のキャンドルに
フーっと風が吹いても消えたりしないように

このサビ部分で、タイトルの「365日」が出てきます。

1年は365日ですが、この365日間ずっと主人公は「君」の事を想い続けていたことが表されています。

「ラブレター」とありますが、愛の「言葉」を紙に「書き連ね」た訳ではありません。

まるで1年間毎日「ラブレター」を書いてきたように、主人公は毎日「君」への熱い想いを抱き続けてきたのです。

「キャンドル」「明かり」といった言葉が連なっていますが、これらは主人公の”熱い想い”と解釈できそうです。

常に主人公の心には「君」への想いが「キャンドル」の「明かり」のように灯されて、何があってもその「明かり」は消えることはないのです。

主人公の「君」への熱い想いはとても強いものであることがわかる部分ですね。

魅力的な君

例えば「自由」
例えば「夢」
盾にしてたどんなフレーズも
効力(ちから)を無くしたんだ
君が放つ稲光に魅せられて

ここでは「君」如何に魅力的であるかが描かれています。

主人公は「自由」や「夢」といった言葉を引き合いに出しますが、どれもこれも「君」の魅力にはかなわないと語ります。

もし「君」と両想いになり恋愛をすれば「自由」な時間は減るでしょうし、自分の「」を追い求めることもままならない状態になるかもしれません。

それでも尚、主人公の「君」への気持ちはとどまることを知らないようです。

また、「君」の魅力は「稲光」のようにほんの一瞬光を放ち主人公に衝撃を与える程に強烈なもののようです。

主人公にとって「君」にかなうものは何一つないようで、すっかり「君」の魅力の虜になっているのが手に取るようにわかりますね。

「ひとりきりの方が気楽でいいや」
そんな臆病な言い逃れはもう終わりにしなくちゃ

ここでは主人公の心に変化がみられます。

ただ心の中で「君」を想っているだけの状態から抜け出そうとしているようです。片想いでいる方が「気楽でいいや」と思っていたようですが、「臆病な言い逃れ」と自己批判をしています。

そしてそんな「気楽」な状態を「もう終わりにし」ようと断言しています。

砂漠の街に住んでても
君がそこにいさえすれば
きっと渇きなど忘れて暮らせる
そんなこと考えてたら
遠い空の綿菓子が
ふわっと僕らの街に
剥がれて落ちた

ここでは、とても詩的ロマンチックな描写が目を惹きます。

「君」の存在は、たとえ「砂漠の街」にいても「渇き」を「忘れ」させる、と主人公は想像を巡らせています。

そして、雪が降ってきた情景を「遠い空の綿菓子が」「ふわっと」「剥がれ落ちた」と描写しています。

綿雪が舞い降りてくる様子をこんなロマンチックで美しい言葉で表すとは、桜井さんの素敵な言葉選びと表現力に拍手を送りたいですね。

伝えたい想いと灯し続けたい明かり

君に触れたい
心にキスしたい
昨日よりも深い場所で君と出逢いたい

ここは絶妙なエロチシズムも感じさせる、主人公の「君」への想いが描かれています。

もう片想いでいるのはやめて、もっと「君」の側にいて深く知り合いたいという熱い願いがこめられているように感じますね。

365日の
心に綴るラブレター
情熱に身を委ねて書き連ねる
明かりを守り続けよう
君の心のキャンドルに
フーっと風が吹いても消えぬように
365日の
君に捧げる愛の詩

ラストのサビ部分ですが、1年365日ずっと主人公は心の中で「君」への熱い想いを抱き続けています。

「情熱に身を委ねて」とありますので、その熱い思いの丈をラブレターを書くように心の中で言語化しているのでしょう。

そして、自らの心だけでなく「君」の心にも「キャンドル」の「明かり」は灯っているようです。二人の心の「明かり」を灯し続けようとしているのですね。

恐らく、主人公の「君」への想いは伝わり、限りなく両想いに近い状況にいるのではないか、と推測されます。

聞こえてくる 流れてくる
君を巡る 想いのすべてよ
どうか君に届け

ラストでは、音楽が聞こえ流れるかのように、「君」への熱い想いがきちんと「君」に届いて欲しいという願いが描かれています。

片想いで独りよがりな自分から脱却し、主人公の「君」への想いを明らかにしたいという熱意が見て取れます。

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さいごに

「365日」はとても情熱的ロマンチックな歌詞となっています。

序盤の主人公の片想いで独りよがりな状況から、次第にその熱い想いを「君」へと届けようとする明るい展開となり、希望が持てる素敵な楽曲に仕上がっています。

本楽曲を手掛けたMr. Childrenの今後の曲にも是非注目したいですね!

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